16日、労働組合・ブラックバイトユニオンの坂倉昇平氏が、自身のTwitter上で、アルバイトの男子高生がサンクスとの間で労働協約を結んだニュースに批判の声があがっていることに触れ、反論した。

発端は15日、コンビニエンスストア「サンクス」でアルバイトとして働く埼玉県の高校生男子が、ブラックバイトユニオンを通じ、「サンクス」と労働協約を結んだことである。

男子はこれまで、労働賃金が15分単位で計算されており、15分に満たない時間分は、ただ働きしていたのだという。労働協約では、賃金支払いを1分単位とするよう改られた。

すると翌日、坂倉氏はこのニュースに対して「『賃金未払いぐらい我慢しろ』『真面目に働いているのか』『大人になってもそんなこといえるのか?』とかの批判を目にする」と切り出した。

続けて「そんな大人は彼の言葉をよく読んだらいいよ」といい、別のユーザーが引用した男子高生の言葉を紹介。男子高生は「きちんと働いて、きちんとお金をもらうという、ちゃんとしたものが成り立っていない社会に僕は出ないといけないのか、という苛立ちがあった」などと述べている。
さらに坂倉氏は、今回の労働協約について「彼のおかげで従業員70名に未払い賃金500万円が払われてる」と説明。

最後に「500万円を盗んだ企業ではなく、取り返した学生を叩く大人が多いようじゃあ日本からブラック企業なんてなくならないはずだわ」と苦言を呈している。
このツイートは、17日11時の時点で1万9000件以上のリツイートと、8800件以上の「いいね」を集めるなど、ネット上で大きな話題となっている。

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