16日、園児の送り迎え用の幼稚園バスを毎晩別の用途に活用していた運転手の男らが韓国の警察に書類送検されたが、韓国のネットユーザーからは男らに同情する声が数多く寄せられている。資料写真。

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2016年3月16日、韓国・聯合ニュースによると、園児の送り迎え用の幼稚園バスを毎晩別の用途に活用していた運転手の男ら11人が、韓国の警察に書類送検された。

男らは朝と午後の時間帯には園児を乗せる一方、深夜になるとソウルの江南駅近くにバスを回し、代行運転サービスの運転手らをソウル市内や近隣地域に運んでいた。「乗客」1人当たり1000〜3000ウォン(約100〜300円)の料金を取っていたという。

警察は「子ども用のバスが代行運転手のシャトルバス営業をしている」との通報を受け、先月26日から江南駅付近で取り締まりを実施、男らを旅客自動車運輸事業法上の有償運送などの容疑で書類送検した。男らの一部は、スピード違反の探知機に捕まらないようバスのナンバープレートに細工し、スピード違反や信号無視を繰り返していたとみられている。

この報道に韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、送検された男らに同情する声が少なくない。

「生きるための不正はいつかばれるけど、権力のための不正は永遠にばれない世の中」
「生活の苦しい人たちがやるアルバイトみたいな物なんだから、安全の問題だけ取り締まってくれればいいのに。1000ウォンでも稼いで一生懸命生きようとしてるんだ」
「タクシー運転手が通報したんだろう」
「気の毒すぎる」

「これってなんでやっちゃ駄目なの?だいたい朝と午後だけちょっと運転したっていくらにもならない。雇用を自分たちで創出したのが責められるべきことなのか?」
「警察よ、こんな人たちを捕まえてないで、何億も何十億も懐に入れてる偉い人たちを捕まえろ」
「警察は本当にやることがないんだね。こんな暇があったら凶悪犯を1人でも多く捕まえてくれ」

「これは代行運転手にとってもバス運転手にとってもプラス。そのままやらせてあげて」
「国で何かしてくれるわけでもないのに、懸命に食べて行こうとしてる人たちに、これはひど過ぎるよ」
「これは絶対に必要なサービスだと思う。合法的にできるよう、すぐにでも道を開くべきだ」(翻訳・編集/吉金)