名店が続々登場!日本橋三越本店に季節の和食を提供するイートインスペース「自遊庵」

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最先端のトレンドだけではなく、季節感も大事にした暮らしを送りたい。そんな風に考えている女子におすすめの食処が日本橋に誕生するとか。

2016年3月16日(水)、「日本橋三越本店」の本館地下1階に、カウンター21席のイートインスペース「自遊庵」をオープンする。“新しい味覚と出会う創造の場”としてオープンするここでは、“二十四節気”をベースに2、3週間毎に変わるテーマに沿った「手まり寿司」と「創作和食」の2種類、これらと相性がいい甘味やオリジナルドリンクを提供。その料理は、ケンコーマヨネーズがメニュー開発、女子栄養大学が監修するそう。

例えば、オープン日から4月5日までの期間は“桜”がテーマ。写真は、桜の花びらのをフリーズドライ入りの“桜塩”でいただく「桜風味の手まり寿司(サラダ、吸い物、甘味付)」(1836円)で、ローストビーフや鯛、紅芯大根などを使い、全体的にほんのり桜色の見た目が花を待ちわびる心にふさわしい仕上がりに。

「手まり寿司は具材に応じて3種類の酢飯を使い分けていて、梅酢で桜、大葉と白ゴマで新緑、錦糸卵で菜の花を表現しています。柑橘ドレッシングとハチミツでマリネにしたジャガイモの漬物が付いていますので、お寿司の箸休めにお楽しみください」と、食品担当の斉藤さん。
創作料理は、「桜鯛の桜香るリゾット(サラダ、吸い物、甘味付)」(1728円)で、この時期に産卵期を迎えて桜色に染まる鯛を、コンブだしを加えた桜の風味のエスプーマとともにいただくという料理。リゾットにも鯛のほぐし身が加えられているというから贅沢! 付け合わせが菜の花やサヤエンドウといった春野菜というのも嬉しいところ。

「この2点の料理には、いずれもドレッシングにカラシのアクセントが効いた『焼き蕪と菜の花のスプラウトサラダ』と、糠漬けにした桜の花を浮かべた『桜ゼリー』、『吸い物』が付きます。『吸い物』はいずれもコンブだしベースですがそれぞれの料理に合わせ、手まり寿司には『はまぐりと菜の花のお吸い物』、リゾットには『桜の花の汁物』をご用意しています」(同)

このほかに、桜餅を白味噌と酒粕を使ったお吸い物に合わせた「桜餅の雑煮」(756円)も提供する。桜餅の甘さとお吸い物の塩味が絶妙な相性で、デザートとしてもいただける一杯とか。

◆色鮮やかなオリジナルカクテルも3種類が登場


仕事帰りや週末に立ち寄るのなら、オリジナルカクテルを味わいたいところ。こちらは、三越とサントリーのコラボレーションなのだとか。

写真は左から、桜餅のような味わいの「桜のしぶき」(756円)、シソと塩漬けの桜をトッピングした「桜のモヒート」(864円)、甲州産の白ワインと桜リキュールを合わせた「桜スプリッツァー」(756円)。いずれも桜色のルックスが気持ちを盛り上げてくれるはず。

◆週代わりで登場!美ルックスのお弁当


さらにこちらでは、週代わりで2種類ずつ、和食やフレンチの名店が手がけるお弁当も提供するそう。写真は3月16日(水)から22日(火)に登場する「泉竹」の「桜の葉包み寿司」(各1個342円)。

「世田谷の日本料理『泉竹』は、伝統的な京料理を提供するお店。エビとコハダ、小鯛とサーモンを組み合わせた押し寿司は、桜の葉で包むことで香り豊かな一品に仕上げているそうです」(同)

このほか、“大阪すし”の老舗「総本家 小鯛雀鮨 鮨萬」の鯛や菜の花を散らした「春の鯛ちらし」(2160円)や、黒毛和牛のローストビーフを主役に添えた「ラ・ロシュル」の坂井宏行氏がてがける「ムッシュ特製の極上ローストビーフと旬彩御膳」(1620円)など、豪華なメンバーが提供する華やかなお弁当は、いずれもとっておきのごちそうになりそう。

◆繊細な桜の味わいを楽しめる新作スイーツも


スイーツ好きの女子に嬉しい春の風情たっぷりのスイーツも登場する。3月16日(水)から29日(火)の期間には、餅菓子に定評を持つ「赤坂青野」がシックなルックスの「さくら団子」(1個270円)を提供する。自慢の餅を桜葉で香り付けした桜餡で包み、金箔を飾ったこちらは、ひと口食べると桜の香りが口の中に広がるそう。

「3月30日(水)から4月5日(火)には、向島の『菓匠 青柳正家』が、“一家団欒”をテーマに生み出した新作の『桜もち』(5個入り864円)をご用意しています。こちらは桜の葉を加えた道明寺餅に、別添えの粒餡をディップしていただくというスタイルです」(同)

このほか、期間を通して買うことができるアイテムとして、マスカルポーネチーズに白餡を組み合わせた『桜のマスカルポーネ ゼリーのせ』(1個648円)と、ほんのり甘い桜餡をおから生地で包んだ「おからドーナッツ(桜あん)」(4個入り594円)も販売する。また、桜の葉でクリームに風味を加えた『桜のロールケーキ』(1カット432円、1本1944円)は、イートインスペースで食べることもできるそう。お気に入りを購入して、ひと足早く味覚で桜を満喫して。

◆和洋酒からグロッサリーまで。桜にまつわる食品も集合!


店内には3カ所、物販のスペースも設けていて、その時々のテーマに沿った食品を販売する。今回は、桜酵母で醸造した茨城県「来福酒造」の季節限定酒「純米生原酒 『さくら』」(1458円/720ml、24点限定・写真)や、京都佃煮・おじゃこの「たけのうち」の桜の塩漬けと細切りコンブ、あられがセットになった「さくら花 御福茶」(972円/70g)などが並ぶとか。

「ワークショップ用の席も用意しており、都度、無料セミナーを開催する予定です。例えば、3月19日(土)の15時からは『桜カクテル』、20日(日・祝)の14時からは『桜酢の魅力』、21日(月・振替休日)には『桜とワインの意外な相性』をテーマに、専門家が30分ほどのレクチャーをします。いずれも先着10名様までなので、ご興味がある方は予定時刻より20分ほど前にご来店いただくのが無難です」(同)

絶品の料理をイートインで楽しんだり、彼や女友達に春の風情をおすそ分けしたり。暮らしに季節感を取り入れたい女子は、一度足を運んでみて。