三菱自動車のコンパクトカー「ミラージュ」がマイナーチェンジし、1月中旬から販売を開始しました。その走りをご紹介する前に、ここでは概要をお届けします。

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タイで生産されているミラージュは輸入車扱いになっていて、新興国向け(エントリーカー)と先進国向けという作り分けができないお家事情により、日本など新興国で乗るには少し質感(静的も動的も)がもの足らない。販売面でやや苦戦が伝えられてきた理由のひとつかもしれません。

今回のマイナーチェンジでは、顔つきを中心に存在感を高めると同時に質感も向上させ、テコ入れを図るのが大きな狙いですが、他メーカーのユーザーからお客さんを呼び寄せるだけではなく、既存の三菱コルトのオーナーからの買い換えも狙っているそう。

フロントマスクの一新だけでなく、とくにワイド&ローを主張する大型リヤバンパーやLEDリヤコンビランプなどによりリヤビューの佇まいもより洗練された印象で、内装は各部にピアノブラック調パネルやメッキ加飾を施すことで、質感を向上。

荷室に分割可能なカーゴフロアボックスを採用して収納性を高めるなど、使い勝手の面も改善されているのも好印象です。

約5km/h〜30km/hの低車速用とはいえ、低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM-City」と誤発進抑制機能(前進時)を全車に標準装備とするなど、予防安全装備の充実も挙げられます。

ほかにもエンジンを1.2L MIVECのみとし、グレードを上級の「G」と充実装備の「M」とするなどグレード展開も変更。価格は「M」が138万240円、「G」が148万5000円という設定です。

(文/写真 塚田勝弘)

マイナーチェンジでクオリティアップを図った三菱ミラージュ(http://clicccar.com/2016/03/16/359403/)