米合衆国第36代大統領リンドン・ベインズ・ジョンソンは「米国ひいては世界のすべての問題に対する答えはただ1つの言葉に帰着する。それは教育だ」と述べている。教育の重要性は誰もが理解する事柄だが、何を教育するかはさらに重要な問題だ。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 米合衆国第36代大統領リンドン・ベインズ・ジョンソンは「米国ひいては世界のすべての問題に対する答えはただ1つの言葉に帰着する。それは教育だ」と述べている。教育の重要性は誰もが理解する事柄だが、何を教育するかはさらに重要な問題だ。

 中国メディアの捜狐は、日本の小学生が学ぶ「内容」や「学習環境」が中国とは大きく異なっていることに注目し、日本の教育を紹介する記事を掲載した。

 記事がまず挙げたのは「体育」の重要性だ。日本では体育が「国語や算数と同様に重要」だとし、長距離走や水泳の授業があることを紹介している。中国にも体育の授業はあるものの、水泳の授業はなく、プールがない学校が大半だ。

 続いて、日本の子どもたちが冬でも薄着である様子や自分のランドセルを背負って歩いて登下校する様子、給食が準備されており、子どもたちの栄養面にも配慮がなされている様子を伝えた。また「各学校にすべてに家庭科準備室があり、子どもたちに料理や洗濯などを教えていて、自分で働く意識と能力を培わせている」と紹介。中国では子どもたちが家で料理を作ることは稀と言えるため、学校で料理を教わることは皆無といえる。

 さらに記事は日本の避難訓練の様子を伝え、「日本は火山、地震、津波、土石流など災害が頻発する国」なので防災意識が高く、学校には備蓄食料や飲料水、その他の防災設備が整っていると紹介している。

 日本人にとっては、誰もが小学生のころに受けてきた普通の教育のようにも思えるが、中国メディアがわざわざ日本の教育内容について紹介したのは、それだけ日中で教育内容に違いがあるからだ。中国の教育はまさに「詰め込み教育」であり、テストの点数こそが評価の基準だ。子どもたちも大きなストレスに晒されており、ストレスが原因で自殺する小中学生のニュースも時折耳にするほどだ。

 日本が抱えるさまざまな問題を解決するには、将来を担う子どもたちに何を教えるのか、その教育の内容が重要だ。子どもたちがどのような環境で何を学ぶのか、大人は真剣に考えていく必要があるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)