13日、最近の中国外交部の定例記者会見では、外国人記者が毎回のように中国と周辺諸国の高速鉄道協力の進展について質問している。写真は大西(大同―西安)高速鉄道永済北駅で試験・調整を行う列車。

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2016年3月13日、最近の中国外交部の定例記者会見では、外国人記者が毎回のように中国と周辺諸国の高速鉄道協力の進展について質問している。特に、プロジェクトの些細な問題や紆余曲折について根掘り葉掘り聞きだそうとするのだ。彼らはもっと重要なニュースを見過ごしているのかもしれない。それは、高速鉄道を代表とする中国の設備技術が急速に向上・アップグレードし、「メイド・イン・チャイナ」の世界的イメージに変化が生じているということだ。人民日報が伝えた。

李克強(リー・カーチアン)首相は今年の政府活動報告で、中国の鉄道運行総距離が12万1000キロに達し、中でも高速鉄道は1万9000キロを超え、世界の 60%以上を占めたことを明らかにした。政府活動報告では、2020年までに中国の高速鉄道運行総距離を3万キロに伸ばし、大都市の80%以上をカバーする目標が提起された。

中国の高速鉄道はゼロから出発し、高速鉄道そのものと同じくスピーディな発展を遂げた。今年の春節(旧正月、今年は2月8日)期間中、米ロサンゼルス・タイムズ紙のジュリー・マキネン記者が北京から高速鉄道で山西省を訪れ、大いに驚いたという。マキネン記者はこの旅行について「急激に発展する中国では、1つの驚くべき成果も次の成果によってすぐに薄れてしまう」とつづっている。

中国がトップクラスの高速鉄道列車および関連設備を製造し、輸出する能力を持つようになったことで、中国の国際的イメージは一新した。米シカゴ交通局は3月9日に公告を出し、中国中車傘下の南車青島四方機車車両株式有限公司がシカゴの地下鉄車両846両のプロジェクトを総額13億ドル(約1500億円)で落札したことを明らかにした。プロジェクトが始動すると、中国中車はシカゴに工場を建設し、車両の組立を行う。シカゴに車両製造工場ができるのは35年ぶりのことで、現地で169人の雇用が生まれる見込みだ。第一弾の車両は19年の引き渡し、20年の運行開始を予定している。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)