13日、韓国・朝鮮日報によると、イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学のハラリ教授は、人工知能の「アルファ碁」が韓国人棋士に勝利したことを受け、「2100年に人類は消失する可能性がある」と述べた。資料写真。

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2016年3月13日、韓国・朝鮮日報によると、イスラエルのエルサレム・ヘブライ大学のユヴァル・ノア・ハラリ教授は、人工知能(AI)の「アルファ碁」が韓国人棋士に勝利したことを受け、「2100年に現代人は消失する可能性がある」と述べた。14日付で参考消息網が伝えた。

ハラリ教授は朝鮮日報のメールでのインタビューに、「本当に憂慮しなければならない時が来た。技術の進歩は恐ろしいほどだが、人類はそれにまったく対応できていない」と返答した。ハラリ教授は、人工知能の現実的な脅威はまず就職市場に表れると指摘する。「今後30年以内に、現在ある職業のうちの50%がなくなるだろう。生まれてくる子どもへの教育や職業訓練は、事実上、意味がなくなる」というのが教授の身立てだ。

また、「2050年には70億人が『食料を浪費する存在』になる。これほどまでに増加した過剰な労働者はどう活用するのか。現代経済学では答えは導き出せていない」とし、「こうした脅威は小説の中のことではなく、非常に現実的だ」としている。

さらに、「はっきり言えば、2100年以前の現代人は消失する」と予測。人類の不足を補うために人類は機械と結合することを選ぶという。こうした“神の存在”となった“新人類”について同教授は「身体は絶えず再生して、事実上の不滅の存在になる。2100年に最も取引が活発になる商品は、健康な脳や血、身体の器官だ」としている。

では、人類はどうすればよいのか。同教授は「心の研究」を強化すべきだと主張。「もし人類の心を保つことができれば、機械とはまったく異なる存在、今と同じように温かい感性を持った存在になることができる。人類が人類であり続けるためには、心が大切だ」としている。(翻訳・編集/北田)