ディープな野毛を制すれば、横浜はもっと楽しい!常連になりたい飲み屋さん

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一度訪れるとハマる人が続出! いろんな店を巡るはしご酒もいいけれど、お気に入りの店に何度も通ってみると、より野毛を地元気分で楽しめる。訪れるたびにコミュニケーションが深まる「ホーム」にしたい店を、横浜の酒場と歴史にまつわる地域情報誌『はま太郎』(星羊社刊)を制作する、星山健太郎さんと成田希さんの取材&ライティングユニット「いせたろう」のおふたりがご紹介。
◆一見さんも常連さんも関係なし!全員乾杯ですぐ仲良しになれる「ホッピー仙人」


野毛でひと際ディープな雰囲気を放つ「都橋商店街」の緊張を一蹴させてしまうのがホッピー専門バーの「ホッピー仙人」。
カウンターのみ8席の小さな店には立ち飲みしてでも訪れたい客が次々と押し寄せ、狭い店内はいつもギュウギュウ。それでも誰ひとり嫌な顔をしないのは、“仙人”こと店主・熊切さんが作るおいしいホッピーと、チャーミングな人柄にある。ホッピーは、ホッピー、焼酎、ジョッキが冷えた「3キン」が鉄則。
手もとにジョッキが届いたら、隣も後ろも向こうの席も、全員で乾杯! それを繰り返すたび、ずっと前からの顔なじみのような親しみが不思議と湧いてきて、帰る前から「また来よう」と思ってしまうのだ。人と人とをつないでくれる、魔法の1杯と仙人の笑顔に会いに行こう。

◆初心者女子もウェルカム。ひとり飲みもOKな隠れ家バー「suzumaru b.b.」


野毛のはずれにある一軒家の2階にある「女子が安心して飲める店」。女性店主の村井藤子さんが切り盛りする、ウイスキー「白州」専門のバー。森をイメージした屋根裏部屋風の店内に、緑のボトルがずらりと並び、まるでカフェのような雰囲気。
「ミントやソーダとも相性がよくさわやかな香りの白州は、ウイスキーが苦手な人でも飲みやすい。チョコと合わせた甘いウイスキーカクテルも用意しています」と、蒸留所にも足を運ぶ研究熱心な店主が作る1杯は、白州の新しいおいしさと愉しみ方を教えてくれる。
キビキビとした所作でお酒やお料理を作っては、気さくな笑顔と会話で和ませてくれる村井さんの姿に女子もうっとり。ひとりや少人数でゆっくりくつろぎたい夜は、この奥野毛の隠れ家を訪れたい。


◆落ち着いて飲みたい夜の、本命パブ「PUB SNUG」


フレンチ出身のシェフが営む、ギネス社が推奨する淹れ方で作るギネスが味わえるアイリッシュパブ。
「野毛にあまりない、お客さん同士の距離感が程よくありながらゆっくり過ごせる店を作りたくて」と、店主の柴橋さん。窓からはみなとみらいの観覧車と大岡川の景色も楽しめ、野毛らしからぬロマンチックさ。
「ウチみたいなタイプの店があるのも、この街の懐の深さなんじゃないかな」。心地いい時間が流れ、最高においしいギネスと料理をいただけるこの店なら、誰を連れて行っても喜ばれるはず。