15日、日本政府が「ソウルの日本大使館前にある慰安婦少女像を移転しなければならない」と主張する中、日本の活動家らが「少女像は反日の象徴ではなく歴史が与える教訓の象徴だ」と主張する書籍を出版したことが、韓国で注目を集めている。写真はソウルの慰安婦像。

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2016年3月15日、韓国・文化日報によると、日本政府が「慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意に基づき、ソウルの日本大使館前にある慰安婦少女像を移転しなければならない」と主張する中、日本の活動家らが「少女像は反日の象徴ではなく歴史が与える教訓の象徴だ」と主張する書籍を出版したことが、韓国で注目を集めている。

日本の季刊誌「前夜」の元編集長・岡本有佳さんのフェイスブックなどによると、岡本さんと在日韓国人で東京外国語大学大学院教授の金富子さんはこのほど、少女像の歴史と意味を分かりやすく説明した書籍「平和の少女像はなぜ座り続けるのか」を出版した。

同書で岡本さんらは「偏見の中で始まった水曜集会(慰安婦問題の解決を訴えるべく毎週水曜日にソウルの日本大使館前で行われるデモ)が20年以上続く間に、日本大使館前の道路は被害者の苦痛を共有し、歴史の教訓を深く考える場として生まれ変わった」とし、「少女像が米国に設置されたために日系の子供たちが学校で苦しんでいるとの主張は根拠が希薄だ」などと主張している。

岡本さんらは同書について、「反日の象徴となり、日本政府が撤去まで要求する平和の少女像に対する理解を深めるのに役立ててほしい」と語った。

この報道に韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「ありがたい。朴大統領の代わりに韓国の大統領になってほしい」
「英国の国会には英国と戦ったガンジーの銅像がある。もし韓国にベトナム人虐殺を追悼する銅像が設置されるのなら、私は賛成する。少女像を嫌う日本人の気持ちが理解できない」

「日本には良心を持つ人もいるんだね」
「日本は歴史と向き合う姿勢をドイツから学ぶべき」

「ごく当たり前の主張を応援しなければならないなんて…」
「加害者の反省がなければ被害者は許すことができない」

「歴史の教訓を象徴する時もあれば反日を象徴する時もある」
「少女像は反日の象徴では?同じ慰安婦なのに、米軍慰安婦や韓国軍慰安婦の像は見たことがない。韓国人が日本軍慰安婦を特別扱いしていることは確かだ。それはなぜか?と考えれば答えが出る」(翻訳・編集/堂本)