15日、中国の日本情報サイトに、「日本に旅行に行くことを友人に言えない理由」について論じた記事が掲載された。写真は中国人観光客。

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2016年3月15日、中国の日本情報サイトに、「日本に旅行に行くことを友人に言えない理由」について論じた記事が掲載された。

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日本政府観光局(JNTO)によると、今年1月の訪日中国人観光客は前年比2倍以上の47万5000人で、1月としては過去最高を記録。今年の春節(旧正月)期間にも多くの中国人が日本を訪れたと報じられた。中国経済の減速が指摘される中で、日本旅行人気は依然、堅調なようだ。そうした中、記事では日本旅行に訪れたことを友人に伝えたがために、面倒なことになったというある女性のケースを紹介している。

女性は以前から行きたかった日本旅行のビザが下り、会社の休暇申請も通ったため、喜びのあまりSNSにそのことを書き込んだ。すると投稿してほどなく、友人たちから「おめでとう!そうだ。日本の魔法瓶を買って来てくれない?とても良いらしいの」「日本いいよね。アルビオンの化粧品、安かったら1セットお願い」「炊飯器を代わりに買ってきて。お金は帰ったら渡すから」「日本のチョコレートが食べたいな」といったコメントが数十件も集まった。

女性は「本当に憂鬱(ゆううつ)」と漏らした。断ればケチだと言われ、断らなければ友人のために買い物に奔走することになる上、大量の荷物がスーツケースに収まるかどうかも分からないからだ。結局、普段ろくに連絡も取らない友人の頼みは断ったという。女性は「私が日本が好きな理由の一つは、人々が互いに迷惑をかけないこと。中国人はなれなれしすぎる。今後は海外旅行、特に日本という買い物天国に行く時は、絶対に友人には教えない」としている。

こうしたケースはこの女性に限ったことではない。中国では「親しい間柄に遠慮は不要」という考え強く、海外旅行に行く人が友人や親戚から大量の買い物を頼まれることもしばしばだ。中国人の“爆買い”は、そうした“代理購入”であることも多い。(翻訳・編集/北田)