2015年、日本のラーメン店がミシュランの一つ星を獲得、ラーメン店としては世界初の快挙だとして大きな話題となった。これは日本のラーメンが世界に通用する美食であることを証明する事例の1つと言える。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 2015年、日本のラーメン店がミシュランの一つ星を獲得、ラーメン店としては世界初の快挙だとして大きな話題となった。これは日本のラーメンが世界に通用する美食であることを証明する事例の1つと言える。

 ラーメンは中国から日本に伝わった料理の1つだが、今日では日式ラーメンとして大きな人気を獲得している。中国メディアの新北方網はこのほど、中国本土において日本のラーメン店が人気を博していることを紹介している。

 まず記事は中国には刀削麺、炸醤麺、龍須麺、蘭州牛肉麺、熱乾麺、重慶小麺、担々麺、ワンタン麺、新疆拌面など数々の美味しい麺食が存在すると紹介。しかし多くの中国人は中国本土で日本のラーメンも非常に好んで食べていると紹介した。

 続けて、日本企業が中国で運営する豚骨ベースのラーメン店が中国で人気だと紹介し、「濃厚なスープと歯ごたえのある麺に加えてチャーシュー、メンマ、ネギ、半熟卵、海苔などがトッピングされており、食せば仙界に達する心地がする」と形容している。誰が日本のラーメンを愛さずにいられようか、とも称賛しており、ラーメン発祥の国である中国でも人びとは日本のラーメンを「非常に美味しい料理」と認識していることがわかる。

 記事は日本のラーメンが中国で非常に人気がある理由についても分析している。例えば、日本から専門スタッフを中国に派遣して全製造過程の指導に当たらせ、また独自の調味料も日本本部から供給するなど、「日本のラーメンの純粋な血統」を固く守っていることなどが挙げられるという。もちろん、中国に進出しているすべてのラーメン店が該当するわけではないが、日本のラーメン店のなかには中国で豚骨スープを広めようとした際、中国の現地スタッフに豚骨スープの味を勝手に変えられてしまい、失敗したという事例もあり、こうした管理が重要であることが分かる。

 記事はさらに日本のラーメン店は中国の麺食店に比べて、専門性やサービスのレベルが高いと評価している。言い換えるなら日本のラーメン店は家庭では決して作れない「このお店でしか食べられない美食」を提供できるということだ。日本のラーメンには中国で市場をさらに開拓できる魅力がある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)