13日、韓国人棋士・李世ドル九段と人工知能を搭載したコンピューターソフト「アルファ碁」との対局が話題を集める中、韓国ではにわかに囲碁ブームが起きている。写真は碁石。

写真拡大

2016年3月13日、韓国・MBCテレビによると、世界最強とも言われる韓国人棋士・李世ドル(イ・セドル)九段と人工知能(AI)を搭載したコンピューターソフト「アルファ碁」との対局が話題を集める中、韓国ではにわかに囲碁ブームが起きている。

韓国では囲碁が子どもの言語・認知・社会性の醸成に役立つとの研究結果が報じられて以降、囲碁を学ぶ子どもが増え、幼稚園児に限るとその数はここ1年で約2倍になっている。一方で、人気漫画のテーマに囲碁が取り上げられた影響も大きい。かつては50代以上の男性がほとんどだった碁会所や囲碁教室にも女性の姿が目立ち、女性の囲碁講師も誕生しているのだ。

また、9日に始まった李九段とアルファ碁との対局を受け、ある大型書店の囲碁関連書籍の販売は一気に4割近く増加した。李九段はAIとの5番勝負で3連敗を喫した後、13日についに1勝を果たし、韓国では15日の最終局にますます注目が集まっている。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せた。

「囲碁を学んで悪いことはないから、悪くない流行だと思う」
「コンピューターゲームに夢中になるよりも経済的だし、頭も良くなるならいいね」
「スマホに狂うよりも100倍いいよ」

「小学生に教えると確かに頭がむちゃくちゃ良くなる」
「もし李九段が今日も負けてたら、囲碁界自体が沈んだかもしれない」
「またこれも過ぎ去るブームの一つ」

「囲碁があらゆる新聞の1面に扱われて、ニュース速報で報じられるのを初めて見た。李九段はすごいね」
「キム・ヨナ選手が現役時代にはフィギュアスケートブームが起こって、より良い環境でそうそうたる後輩が養成されるようになった」

「昔、韓国の卓球選手がアジア大会で金メダルを取った時は町ごとに卓球場ができたけど、2年もしないうちに半分以上つぶれた」
「子どもたちが路地を駆け回って遊ぶ時代はもう来ないのかな」(翻訳・編集/吉金)