13日、中国で次々に建設されている奇抜な建物は、時に人々の笑顔を誘い、また失笑を買ったが、そうした建物の建設ブームについに終わりが告げられる。写真は中国中央テレビ本社。

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2016年3月13日、中国紙・参考消息(電子版)によると、米誌アトランティックはこのほど、中国で次々に建設されている奇抜な建物は、時に人々の笑顔を誘い、また失笑を買ったが、そうした建物の建設ブームについに終わりが告げられると報じた。

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中国では近年、鳥の巣(北京国家体育場)やブーツ(尚嘉センター)、ビッグエッグ(国家大劇院)、銅銭(方圓大厦や広州圓大厦)、ビッグパンツ(中国中央テレビ本社ビル)など、個性的な形状の建物が数多く建てられた。

しかし、中国国務院がこのほど出した通達は、その多くは欧米の建築士が設計したものであり、自分の国では採用され得なかったものだとし、奇抜さよりも実用性や経済性、環境性、美観などを重視すべきだと指摘。今後はこうした特異な形状の建物は建設が禁止されることになる。

こうした建物が次々に建設された背景には、中国で各都市が国際的な大都市として認知されようとした競争があると専門家は指摘する。また、2008年の北京五輪では中国が思想的に自由なことをアピールする狙いから鳥の巣やウォーターキューブ(北京国家水泳センター)などが建てられたが、ビッグエッグのように、中にはその特異な形状から、安全性が懸念されている建物もある。(翻訳・編集/岡田)