14日、中国の「親善大使」を担うトキ数羽が海を越えて日本に渡り、日中合同の保護繁殖活動を開始したのは十数年前のことだ。写真は検査・検疫期間中のトキのヒナたち。

写真拡大

2016年3月14日、中国の「親善大使」を担うトキ数羽が海を越えて日本に渡り、日中合同の保護繁殖活動を開始したのは十数年前のことだ。日中合同の繁殖活動で誕生したトキのヒナ4羽が今月9日、中国に返還され上海動物園で保護、飼育されることになった。新民晩報が伝えた。

【その他の写真】

上海動物園が日本へ派遣したトキ受取代表団一行は3月6日に日本でトキを受け取り、帰国した。同日午前、日本の観光省とトキ受取代表団が新潟県で引渡しの式典を開催した。式典においては、同代表団の団長が挨拶の中で、日中両国が合同で取り組む繁殖活動の現状と共に日本のメディアと出席者に向け、中国返還後に飼育を担当する上海野生動物園の基本的な状況を語った。同動物園は2012年よりトキ10羽の飼育を開始してから、現在16羽にまで繁殖に成功しており、トキの飼育、繁殖と健康管理などの分野において、豊富な経験を持っている。団長は続けて、「返還された4羽のトキは中国で健康に育て、次世代の繁殖へとつなげるので日本の皆さんはどうか心配しないように」と話した。

3時間のフライトを経た午後4時20分ごろ、4羽の大事なトキを乗せた飛行機が上海の浦東空港に着陸した。トキの検疫担当チームのスタッフが早々と空港に駆けつけ準備を進め、上海出入境検験検疫局のスタッフが上海税関、航空会社、貨物ターミナルなどの関連機関と連携して通関プロセスをスムーズに進めた。その後、現場で実施された検疫ではトキにストレスを与えないよう、検疫チームは小さな穴を通して作業を行なった。

日本側が提供した関連証明書類と現場の検疫状況を総合した結果、検疫チームは入境を許可し、規定に従って上海野生動物園において更に詳しく隔離して検疫を行なう予定だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/JK・編集/武藤)