記者発表には小林浩美会長も出席(撮影:ALBA)

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 3月14日(月)、日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)が都内にて2016年度定期総会を実施。終了後、会見を開き2018年から出場資格を一部変更する予定であることを明かした。
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 “2020年に金メダル獲得”を合言葉に、ツアー強化を目指しているLPGAが行う次なる施策は出場資格改革だった。現在、レギュラーツアーへの出場資格としては賞金シードの他にQTの上位者と主催者推薦があるが、2018年からはこの3つに“第2シード”を加えると発表した。
 “第2シード”の内訳は、賞金ランキング50位までに与えられる賞金シードの次点者(ランク60位程度までを予定)と2017年度のステップ・アップ・ツアー賞金ランキング上位者を合わせた約15人前後を予定。シードが2段階となる男子ツアーのようなシード体系となる。
 開幕戦からその出場資格で戦い、8月に“リランキング”を実施(時期は未定)。リランキングではそれまでの出場資格に関係なく、定められた時点でのレギュラーツアーの獲得賞金が多い選手から後半戦の出場優先順位を決定する。つまり、リランキング以降は第2シードの枠が無くなり、賞金シード、主催者推薦者以外の出場資格順は全てリランキングの順位となる仕組みだ。
 今回の変更についてTPD事業部部長の渡辺仁氏は、第2シードの導入について、「年間で賞金ランキング55位くらいに入るということは力があるということ。そういった選手にシードを獲れなかったからといって“はい、QT行ってください”では良いフィールドにならないと思った」と説明。
 ステップ・アップ・ツアー賞金ランク上位者にシードを与えることついては「これまで優勝した選手に4試合の出場権を与えてきましたが、そこからのジャンプアップというのはあまりありませんでした。そこで、スポットでの出場権ではなく、出場権を渡そうと。その代わり1年間はステップ・アップ・ツアーという場所で力をつけてもらうということです」と語った。
 また、リランキングは「やはりその時点での調子の良い選手、力のある選手を集めていたいため」と理由を明かす。導入することでQT上位の選手にも危機感を持ってもらうという狙いもあると続けた。
 もちろん今回発表した内容ですべてが確定ではなく、第2シードを導入することで、出場資格を得るというQT本来の目的が失われかねないという懸念もある。今後も競争力が高まった強いツアーを作るため、様々な角度から検討を重ねていくという。

<ゴルフ情報ALBA.Net>