民主、維新両党は14日、両党代表らによる新党協議会を開き、27日に結成する新党の名称を「民進党」とすることを決めた。台湾のネット民はおもしろがって「支那は怒るぞ」などと書き込む人もいるという。

写真拡大

 民主、維新両党は14日、両党代表らによる新党協議会を開き、27日に結成する新党の名称を「民進党」とすることを決めた。これまで台湾の民進党(民主進歩党)所属議員からは、「われわれのイメージが悪くなる。やめてほしい」と反発が出ていたとされるが、台湾メディアの自由時報によると、台湾のネット民はおもしろがって「支那は怒るぞ」などと書き込む人もいるという。

 自由時報は、民主党と維新の会の事実上の合併は自民党政府に対抗するためであり、「民進党」、「立憲民主党」の最終案が残ったが、民進党に決定したと、事実の概略を紹介した。

 自由時報によると、知らせが台湾に伝わると、ネット民が盛んに意見表明をしはじめた。面白がっている人が多く、「(台湾)民進党の外郭団体だね」、「(台湾民進党党首の)蔡英文には、日本人だから大目に見てやれと言おう」、「支那会生気(『支那は怒るぞ』の意。原文は旧字体)」などの書き込みが寄せられた。

 言葉の意味についての歴史上の事実は別として、中国人の多くは「支那」を中国に対する蔑称と認識している。「支那は怒るぞ」と書き込んだ台湾のネット民が「自分は台湾人だ。中国人ではない」と意識していることは間違いない。

 中には「中国いわく:香港と台湾と日本の民進党に包囲されちまったよお」と書き込んだ人もいる。

 香港民進党は2015年12月13日の結党。台湾の民進党の考え方に共鳴しての結党で、「民主と香港の本土化(香港人にとって香港こそが本土であり、大陸は本土でない)」を主張している。ただし台湾の民進党と関係はない。また、党員も20人程度とされるなど、現在のところはミニ政党の域を出ない。(編集担当:如月隼人)