冬から春に移り変わるこの時期、日が長くなり、ぽかぽか陽気の日も増えてきますね。
でも、暖かくなるにしたがって、あくびが頻繁に出たり、目覚めが悪かったり、日中についウトウト……という人も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みを持つ方は必見!
特別な道具も技術も必要なく、ちょっとした時間で手軽におこなえるハンドマッサージのご紹介です。
手軽に行えるので忙しい人にもぴったりです♪

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仕事、勉強、家事に集中したいのに、体がだるい! とにかく眠い! ……そんな人多いですね


自律神経のバランスの乱れ

自律神経には頑張りモードの「交感神経」と、リラックスモードの「副交感神経」があります。
「交感神経」と「副交感神経」はシーソーのように常にバランスを取り合う関係なのですが、
●寒くて体が緊張する冬 ➡ 「交感神経」が刺激され、優位に働く
●暖かい日が増える季節の変わり目  ➡ 「副交感神経」が刺激され、優位になってきます
つまり、カラダは暖かさとともにリラックスモードになり、眠くなってしまう…というメカニズムになっているのです。
三寒四温により温度差も激しく、お天気も変わりやすい3月のこの時季。
自律神経の切り替えがうまくいかず、バランスが崩れやすい時期ともいえます。そんなときに役立つのが「心に効くツボ」です。


超簡単!セルフハンドマッサージ

❏ 老宮
心の疲れに効くツボと呼ばれる「老宮」を押すことで、気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。
※老宮は、てのひらの生命線と、人差し指と中指の根もとの延長線が交差するところにあります(右 画像参照)。
例えば、これからスピーチをする人、プレゼンに臨む人、試験に臨む人などの心を和らげてくれる効果がある「老宮」ですが、「私は緊張状態にないから大丈夫!」と思っている人でも、押すと強い痛みがある場合があります。
そうした人は、無意識のうちに心やカラダが緊張状態に陥っている可能性もありますので、この記事を読んだ人は、痛いか痛くないか、ぜひ試してみてくださいね。

てのひらのツボ・老宮

❏ 内関
このツボには、心臓や神経の働きをゆるめ、緊張をほぐしてくれる効果が期待できます。
※手首にある太い横じわの中央のから指2本分、ひじにむかったところにあります(左 画像参照)
親指で押す時の力加減ですが、弱めの刺激は感覚系の機能を鎮静する作用があり、強めの刺激は内臓機能を活性化させ、感覚系の機能を興奮させる作用があります。
リラックス&お休みモードの時は弱め……、
スッキリ目覚めたい時は強め……など、
用途によって使い分けできますし、通勤通学中、仕事の合間など気軽にできて便利ですね。

手首のツボ・内関 


自然な眠りを誘うメラトニンの影響

また、体内時計に働きかけることで覚醒と睡眠を切り替え、自然な眠りを誘う作用があるメラトニンは、別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれます。
「睡眠ホルモン」の異名の通り、カラダをオフモードに誘導してくれるメラトニンには、主に下記のような特徴があります。
● 冬の間は、昼間より夜間の時間帯が長いため、メラトニンの分泌量が多くなる
● メラトニンの分泌量が多くなることで、質のよい睡眠がとれる
それに対して、春になると……
● 夜間より日中の時間が多くなることで、メラトニンの分泌量が少なくなる
● 睡眠の質が低下することで、不眠や自律神経が乱れる人が多くなる
つまり、春になると、日中にウトウトしてしまう人が多くなる理由は、メラトニンを分泌する脳のメカニズムだったのですね。
そこで……、
眠くて、眠くて……この眠気どうしたら解消できるの!という人は、
カーテンを遮光タイプに変えるなどの工夫をして、快眠を確保することも解決法のひとつといえます。
── 春眠暁を覚えず。
春は眠い季節だとわかっていても、授業中や会議中にウトウトしてしまうのは、やはりまずいですよね。
特に年度替わりのこの時期は、緊張感から快眠がとれない場合もあるので、睡眠不足対策をしっかり行い、元気いっぱいの日中を過ごせるよう工夫してみてくださいね。