14日、韓国メディアによると、国連の潘基文事務総長は12日、慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意に「歓迎」の立場を示したことに関し、「誤解があった」と釈明した。これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2016年3月13日、韓国・中央日報によると、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が、慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意に「歓迎」の立場を示したことに関して、「誤解があった」と釈明した。

潘総長は12日、米ニューヨークの国連本部で韓国人の元慰安婦、吉元玉(キル・ウォンオク)さん(89)と面会した。潘総長が事務総長として元慰安婦と会うのは初めてのこと。

潘総長は日韓政府の合意について、「歓迎する」との立場を示しており、韓国内で慰安婦被害者らとの見解の違いが指摘されてきた。

同席した「韓国挺身隊問題対策協議会」の尹美香(ユン・ミヒャン)代表によると、潘総長は面会で、日韓合意に「歓迎」の立場を示したことに関して「被害者らが生きている間に問題を解決させようという政府の努力を評価したものだった」と説明した。また、潘総長の報道官によると、潘総長は面会後、「慰安婦問題の包括的解決に向け、人権原則に基づいた被害者中心の話し合いを継続するように」と関連国に促したという。潘総長の発言は日韓合意の不十分性を指摘したものとみられている。

これについて、韓国のネットユーザーからの意見は潘総長に対して批判的なものが多く、「何を言っているんだ?国民は韓国政府が努力をしないことに対して怒っているのに」「大統領選挙に出馬しようという下心が透けて見える」「状況に合わせて言葉を変えるなんて卑劣だ。韓国の政治家の典型的な行動パターン」「いまさら言い訳してももう遅い。日本はドイツのように何度も繰り返し謝罪するべきなのに、合意一つで最終的に解決させようという考え自体が間違っている」「潘総長を韓国人だと思うな。米国の立場を代弁しているだけ。それ以上でもそれ以下でもない!」「尊敬していたのにがっかり。権力欲が人を卑劣にするんだね…」「もっと慎重に発言するべき。事務総長としての自覚がない」などのコメントが寄せられた。

一方、「元慰安婦と会い、自ら釈明した点は肯定的に評価する」「日本は十分謝罪した。もう認めてあげてもいいのでは?」などのコメントもみられた。(翻訳・編集/堂本)