在中国日本国大使館と木寺昌人大使は11日付の中国紙「環球時報」に、「中国ありがとう! 日本の東北地方はあなたを歓迎いたします!」とする広告を掲載した。13日になって、他の中国メディアが同話題を取り上げた。ただし「あるいは下心」の見方も出た。台湾や香港のメディアも同話題を取り上げた。(写真は在中国日本国大使館の微博への上記掲載の画面キャプチャー)

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 在中国日本国大使館と木寺昌人大使は11日付の中国紙「環球時報」に、「中国ありがとう! 日本の東北地方はあなたを歓迎いたします!」とする広告を掲載した。13日になって、他の中国メディアが同話題を取り上げた。ただし「あるいは下心」の見方も出た。台湾や香港のメディアも同話題を取り上げた。

 広告はまず、2011年3月11日に東北地方で大地震が発生すると、中国と中国人民は日本に巨大な援助をしてくれたとして「改めて感謝申し上げます」と表明。次に、東北地方はスキー、温泉、桜、美食などがすばらしく、現在までに放射線レベルはニューヨークやパリなど同等のレベルになったとして、日中両国のきずなを一段と強固なものにするためにも、東北地方に来ていただきたいと訴えた。

 木寺大使は、日本大使館が持つ中国版ツイッターの微博(ウェイボー)の公式アカウントでも改めて東日本大震災に対する中国の支援を感謝し、東北地方への旅を呼びかけた。

 同話題を取り上げた新浪網や騰訊新聞などの中国メディアは、日本大使館の広告を紹介するとともに「中国は真っ先に救援隊を日本に派遣」、「日本には、現在に至るまで(世界)最大規模の3000万元相当の緊急無償人道援助を行った」などと論じた。。

 台湾メディアの聯合新聞網も同話題を取り上げたが、中国メディアとは異なり、当時の日本に対する支援の規模などには触れなかった。

 中国大陸の一部メディアは「心からの感謝か。それとも下心があるのか?」などの感謝を示した。

 木寺大使の微博での書き込みに対するコメントには、「中日友好の促進で、両国人民の幸せを築こう」、「中国と日本が永遠に戦争をしないことを望みます!」、「コメントを見ると、中日関係は少しずつ改善していることが分かる」などと好意的なものが多いが、一部では「感謝より謝罪を先にしろ」などと、強い悪意が感じられるものもある。(編集担当:如月隼人)(写真は在中国日本国大使館の微博への上記掲載の画面キャプチャー)