10日、海外に出かける中国人と企業はますます増えている。写真は中国の出入国管理局でのパスポート申請。

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2016年3月10日、海外に出かける中国人と企業はますます増えている。2015年の中国本土の海外旅行者数は1億2000万人を突破、年平均約1000万人の増加幅を維持した。中国人の海外旅行先は150カ国以上に上り、海外で働く人は102万7000人、海外への留学者数は170万8800人に達し、約200の国と地域で約3万社の企業が設立された。人民日報が伝えた。

中国はこれまでに、カナダ、英国、アルゼンチン、アイルランドなど18カ国と21件の関連協定・取り決めを結んだ。中国とカナダはビジネスや観光、親戚や友人訪問を目的とした両国間の渡航に際し、最長で有効期限10年のマルチビザを発給することを決定した。中国と英国は、相手国の国民に対して、有効期限2年のマルチビザを発給することを決定した。2014年11月に米オバマ大統領が訪中した際には、米中両国は商用・観光のために相手国を訪れる国民に有効期限最長10年のマルチビザを発給することで合意に達した。ビショップ・オーストラリア外相は2016年2月の訪中時、同国政府がすでに中国人に対して有効期限10年のマルチビザ発給を試験的に始めていると明らかにした。同措置は今年から本格的に導入される予定だという。

英コンサルティング会社ヘンリー・アンド・パートナーズと国際航空運送協会(IATA)が発表した、自国のパスポートでビザなしで入国できる国・地域数のランキングによると、中国は2015年の93位から2016年には87位に上昇した。

国民のための外交という理念に基づき、中国政府は中国人の海外旅行利便化に努めており、出国時の「ビザ取得難」の問題は大きく改善された。中国パスポートの価値が高まると同時に、「行こうと思い立ったらすぐに海外旅行」というのも夢ではなくなるかもしれない。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)