中国メディア・捜狐は11日、中国人観光客が日本で「爆買い」を繰り広げているなかで「中国はすでに日本を占領している」とする文章を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・捜狐は11日、中国人観光客が日本で「爆買い」を繰り広げているなかで「中国はすでに日本を占領している」とする文章を掲載した。

 記事は、「爆買い」現象から日本製品に多くの中国人が飛びつき、中国の製造業が惨敗を喫しているとのイメージを抱きがちだが、実はそうではないと主張。生産能力に限界がある日本では現地生産品はお金持ちしか手に入れることが出来ず、一般の日本人が買うのはみな「メイド・イン・チャイナ」であるとした。そして、日本のスーパーや大型商店では20-30%が、日用品店舗では80%前後の製品が中国製であると伝えている。

 また、日本企業がかつての輝きを失いつつあるなか、中国の製造業はもはや「安かろう悪かろう」という代名詞から脱却しており、「早晩日本を追い抜き、世界規模で台頭するのは時間の問題だ」とした。さらに、他国には真似できないほどの重厚な基盤、日々進歩する技術や管理、開発能力に加え、巨大な消費市場やまだまだ潜在力を秘めた消費能力という大きなアドバンテージを持っているとも指摘。アリババの馬雲氏をはじめとする実業者たちも続々と国際舞台に進出しているとした。

 一方で、中国人は「自らの短所と相手の長所を比較する」という面白い心理を持っていると指摘。「実際、中国製造業の未来を案じる理由はない。中国人がより自国民にマッチした便座や炊飯器を作り出すのは時間の問題だ」とし、「中国人よ、自信を持て!」と呼びかけている。

 実に自信に満ちた、中国製造業の前途洋々ぶりを大いに論じている文章である。過度の自己卑下は進歩を妨げる要因となりうるが、その一方で自信過剰になることも、自らの身を弱らせる理由となり得る。自信を持つことはいいことではあるが、持った瞬間に驕りとの戦いが始まる点には気を付けなければならない。

 圧倒的に多い人口や世帯、広大な国土を持つ中国が、そのリソースを十分に生かせれば、国土が小さく資源の少ない日本を経済的に超越することは当然ではないか、ちょっと抜いたぐらいでなんだ、とみんなが思うようになった中国はきっと今より大きく強い存在になるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)