中国メディアの環球網は11日、米軍が9日に、「B−2ステルス爆撃機を3機、米太平洋軍が管轄するアジア太平洋地域に配備した」と発表したことについて、「中国が念頭にあるのは明らか」と主張する論説を発表した。(イメージ写真提供:(C)Kevin Griffin/123RF.COM B−2爆撃機)

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 中国メディアの環球網は11日、米軍が9日に、「B-2ステルス爆撃機を3機、米太平洋軍が管轄するアジア太平洋地域に配備した」と発表したことについて、「中国が念頭にあるのは明らか」と主張する論説を発表した。

 一般的には、B-2のアジア太平洋地域への配備は北朝鮮に圧力をかけるためと見られている。記事は、「B-2は2013年3月に韓国における軍事演習に参加してソウル市上空を飛行」、「(2016年3月)7日の米韓合同軍事演習にも参加」などの事例を挙げ、米軍が北朝鮮を牽制するためにB-2を投入したことには同意した。

 記事は一方で、B-2はステルス性を保つために、恒温恒湿の格納庫に保管する必要があると指摘。米軍がインド洋のディエゴガルシアに保有する空軍基地にはB-2を保管できる格納庫があり、米軍がアジア太平洋地域に配備と発表した3機のB-2はディエゴガルシアの基地に到着しており、間もなくオーストラリア軍との合同演習に投入される情報もあると紹介した。

 記事は、米国がオーストラリア北部ノーザンテリトリーに爆撃機B-1と空中給油機を一時的に配備することついて、オーストラリア政府と協議しているとして、B-2をディエゴガルシアに進出させたことも、南シナ海を巡る情勢に関連して「中国が念頭にあるのは明らか」と主張した。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:(C)Kevin Griffin/123RF.COM B-2爆撃機)