世界のスマートフォン市場で大きなシェアを占めているサムスンだが、ここに来てお膝元の韓国でその勢いに陰りが見えてきているようだ。韓国メディアの亜州経済の中国語電子版はこのほど、「サムスンのGalaxy S7は予約販売が不振」だと伝え、今後の販売動向も予測が難しいと報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 世界のスマートフォン市場で大きなシェアを占めているサムスンだが、ここに来てお膝元の韓国でその勢いに陰りが見えてきているようだ。韓国メディアの亜州経済の中国語電子版はこのほど、「サムスンのGalaxy S7は予約販売が不振」だと伝え、今後の販売動向も予測が難しいと報じた。

 記事は、サムスンが期待を寄せる新型スマートフォン、Galaxy S7は、韓国国内で予約販売が不振だと伝え、同社が4日からGear VRヘッドセットの特典を付けて予約販売を開始したが、Galaxy S6の時ほどの人気はなく、むしろ少なからぬ消費者はGear VRのほうに興味を持っていたようだと伝えた。

 予約販売が不振だった理由について、「予約販売という方法が以前ほど歓迎されなくなった」ことを挙げた。価格も決して安くはないため、多くの消費者にとってキャリアからの補助金が大きな魅力になっているが、予約受付期間中においては補助金についての詳細が分からないため、消費者はひとまず様子見の傾向があるという。

 さらに、ライバル企業の影響もあるようだ。LGは早ければ3月末に新機種のG5発売するほか、アップルのiPhone 7も2016年中に発売される可能性があると紹介。また、SKテレコムとKTがリリースするGalaxy J7や、SOLなど中低価格スマートフォンも安定した販売数を保っており、Galaxy S7の予約販売台数が伸び悩んだ一因となったようだ。

 しかし、サムスンはGalaxy S7を購入した消費者は1年後にS8と無料で交換できるプランを提供すると伝え、今後の巻き返しに期待を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)