11日、韓国でグルメブームが広がり地方などの人気飲食店に旅行客らが押し寄せる中、有名店による横暴が度を越す例が出てきているという。写真はキムチ。

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2016年3月11日、韓国・中央日報によると、韓国でグルメブームが広がり地方などの人気飲食店に旅行客らが押し寄せる中、有名店による横暴が度を越す例が出てきているという。

今年初め、カップルで光州に旅行に出掛けた31歳の男性がコムタン(牛スネなどのスープ)の有名店でコムタン2人分をテイクアウトで注文したところ、スープ代の他にごはん2人分(2000ウォン=約190円)を上乗せして請求された。コムタンは通常スープとごはんがセットになっており、この店でもセットで提供しているが、テイクアウトの場合はごはんが別料金になるという。男性は不満を感じながらもクレジットカードを差し出したが、店員の次の一言で堪忍袋の緒が切れた。「カードで支払う場合はキムチは付けられない」と言われたのだ。男性は「旅行のスタートから、食べ物と人に対して不快感を覚えた」と訴えた。

近年のグルメブームで地方の有名店を訪ねる旅行客が急増する中、韓国ではこうした訴えが増えている。現金決済の要求からメニューの抱き合わせ販売、2人前以上のメニュー設定など店の「手法」はさまざま。1時間以上も行列した末にやっと席に着いた客に現金での前払いを求める店、タチウオの煮付けにサバの煮付けを無条件でセットにするメニュー、事前予約の客にしか海苔巻きを販売しない店など、記事は種々の例を紹介した。

韓国観光公社が昨年2月に発表した資料によると、飲食店に関するクレームで最も多いのは「サービスの悪さ」(27.3%)、次いで「不当な料金請求」(21.3%)、「価格の高さ」(14.5%)などとなっている。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「いくらおいしい店でも商売の基本がなってない所には行かない。出されてる料理も信用できないからね」
「結局はつぶれるよ」

「客は王様ではないが、かと言って物乞いでもない。おいしい店という理由だけで『おまえじゃなくても来る客はたくさんいる』という感じを出す店はつぶれるべき」
「テイクアウトなら席を使わないわけだから、客の方がむしろもらえていいはずでは?」

「料理のプロなんていう人が多過ぎて、基本もなってないシェフが最高のシェフだって大騒ぎしてるよ」
「こういう目に何回か遭うと、その観光地に行ってもコンビニに寄って海苔巻きを買うだけで、ほかは一銭も使わずに帰って来るようになる」

「こういう店の情報はネットで広めてほしい。そしたら当然客が減るはず」
「有名店だけかな?町ごとにそういう店があふれてるよ」
「本当に良い店はテレビに出ない。テレビは芝居だからね」(翻訳・編集/吉金)