9日、海外旅行に出かける中国人の数が今年、前年比10%増の1億3000万人に達する見込みだ。資料写真。

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2016年3月9日、ドイツのドイチェ・ヴェレ電子版によると、海外旅行に出かける中国人の数が今年、前年比10%増の1億3000万人に達する見込みだ。米国やタイのほか、欧州も中国人に人気の旅行先。ある調査結果では、中国人観光客の海外旅行に影響を与える重要な2つの要素があることが判明した。参考消息網が伝えた。

ある旅行予約サイトは、世界各国の観光客が旅行先や予約するホテルを選ぶ際、最も関心を示している要素を調査した。ドイツ公共放送連盟の上海駐在記者によると、その結果、ホテルに「速度の速い無料のWI-FI」とお湯を沸かせるポットがあるかが、中国人が最も関心を示している2つの要素だった。

中国では休みが少ないため、7連休となる国慶節(建国記念日、10月1日)と春節(旧正月)の時期になると、多くの人が海外旅行に出かける。中国人に最も人気の旅行先は米国とタイ。その他、欧州も人気で、一番人気はフランスとイタリア、次にドイツが続く。過去2年間、ドイツを訪問した中国人観光客は20%以上増加した。

中国観光研究院の責任者・魏小安(ウェイ・シアオアン)氏は、「欧州を旅行する中国人観光客の数は、顕著に増加するだろう。テロ事件や難民の問題が旅行業に与える影響は短期的。その動向を大きく変える理由にはならない」と予測している。

また、「欧州各国のビザ発給要項は異なる。中国人にとって、フランスとドイツのビザが取得しやすい。各国の状況が異なるため、欧州の全ての国のビザ発給要項を統一するというのは非現実的」との見方を示す。

欧州連合(EU)加盟国の関係者は、シェンゲン・ビザの発給には統一された規定があるものの、フランスなどのEU加盟国は、「爆買い」をする中国人観光客を呼び込むため、それを順守していない。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)