1万円台格安スマホ、最新モデルは「使える」のか? 1万円台スマホの正しい選び方と注意点

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ここ最近、格安スマホ(SIMフリースマホ)の低価格化がすさまじい。
少し前までは3万円台で売られていたような性能のスマホが、現在は1万円台で購入できる。

●1万円台スマホの選びかたと注意点
現在、格安スマホがブームを迎えて、メーカー各社の値下げ競争が激化しているとはいえ、どのスマホを選んでも問題なく使える安心スマホは2万円台後半の製品であろう。

いま最も価格競争がアツい「1万円台モデル」は、やはり「選びかた」が重要なのだ。
まだ1万円台のスマホ製品には。ヘタすると、買ってみたけれども「満足できない」という可能性もある。

・ユーザーレビューをよく読む
1万円台スマホを買ううえで、重要なのが、実際に購入した人たちの「レビュー」だ。
実際に購入した人が、自分の使い方や、利用シーンでのメリットやデメリットをレポートしてくれている。
特にAmazonなどの大手通販サイトのユーザーレビューは参考になるだろう。

・しっかりしたメーカーのスマホを選ぶ
気になるスマホがあったら、その製品名で「検索」してみよう。
通販サイトにあるスマホの中には、海外用モデルを転売している場合もある。

公式のホームページをみると、
・サイトページの作りこみ
・製品紹介、特徴、スペックなどの表示
・ユーザーサポート窓口
・製品のヘルプ
など、日本語でしっかり表記されているメーカーを選ぶことで、国内向け製品としての対応レベルをしることができ、ハズレを引く可能性はグンと低くなる。

・割りきって使う前提で購入する
1万円台スマホは、高性能化していると言っても、価格が高いスマホよりも確実にコストダウンを計って商品化されている。コストをカットした分の、影響は少なからずある。

2〜3万円以上のスマホとまったく同じ性能、品質ではないと割りきって使う必要はある。

特に影響が大きいのが、ゲームやオフィス文書など、スマホ本体の性能をリアルに要求される使い方だ。これらは、1万円台スマホとの相性は、よくない認識しておこう。
1万円台スマホは、あくまでも
・電話などの通話用
・メールなどの連絡用
・SNSやブラウザ、ネット通販などインターネット利用
など、実生活での利用で十分満足できればOKと、割りきった使い方をメインに考えて購入するべきだ。

●最新1万円台の低価格スマホのおすすめ
それでは、最新「1万円台スマホ」でどれが買いなのだろうか。

・FREETEL「Priori 3S LTE」
格安スマホを数多く出しているスマホメーカー、FREETEL最新モデルにも1万円台スマホがある。
「Priori 3S LTE」は、5インチスマホでありながら、4000mAhというタブレット並の大容量バッテリーを搭載している。

さらに、クアッド(4コア)コアCPUや、HD解像度のIPSディスプレイなど、1万円台とは思えない高性能さだ。
動作メモリ(RAM)も、3万円台スマホに劣らない2GBを搭載し、極めて高いコストパフォーマンスを実現している。

手頃なスマホで、普通に使える性能を持っているこのモデルは、「迷ったら買い」で間違いない。


大容量バッテリー搭載の「Priori 3S LTE」


・FREETEL「Priori 3S LTE」
実売価格 1万2200円〜
OS Android 5.1
CPU 1.0GHz駆動クアッド(4コア)コア
動作メモリ(RAM) 2GB
保存メモリ(ROM) 16GB
バッテリー 4000mAh
カメラ アウト800万画素、イン200万画素
ディスプレイ HD解像度5.0インチ IPSディスプレイ


・UPQ「UPQ Phone A01X」
デザイン性の高い製品を続々と投入している話題のUPQ(アップ・キュー)も、高コスパの1万円台スマホを販売している。
4.5インチのコンパクトなディスプレイを採用しつつ、このモデルもクアッドコアCPUや500万画素カメラと、「普通に使える」スマホに仕上がっている。

手頃な価格のスマホは本体カラーが選べない製品が多いなか、「UPQ Phone A01X」は、6色より好きな本体色を選択できる。

低価格だからといって、デザインやカラーまで妥協したくない人によいモデルだ。
なお、5月にも後継モデルとなる「UPQ Phone A02」の発売も予定されており、こちらも高コスパの1万円台スマホだ。


多彩なカラーリングがウリの「UPQ Phone A01X」


UPQ「UPQ Phone A01X」
実売価格 1万6000円前後
OS Android 5.1
CPU 1.3GHz駆動クアッド(4コア)コア
動作メモリ(RAM) 1GB
保存メモリ(ROM) 16GB
バッテリー 1800mAh
カメラ アウト500万画素、イン200万画素
ディスプレイ 4.5インチ IPSディスプレイ

これら上記のモデルは、1万円台と低価格なスマホながら、極めて性能も高く、「高コスパ」の製品といえる。

1万円台スマホで迷ったら、これらをゲットしておくと間違いないだろう。


布施 繁樹