長い冬が終わり、季節が春めくにつれて、中国では日本への旅行代金の相場が上昇しているという。その理由は日本で「桜」のシーズンを迎えるためだ。中国では日本でぜひとも花見を体験したいと考える人は少なくないようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 長い冬が終わり、季節が春めくにつれて、中国では日本への旅行代金の相場が上昇しているという。その理由は日本で「桜」のシーズンを迎えるためだ。中国では日本でぜひとも花見を体験したいと考える人は少なくないようだ。

 春の日本といえば「桜」を連想する中国人は多いようだが、中国メディアの山東商報はこのほど、「花見は日本だけでなく、韓国でも可能だ」、「韓国の桜も美しい」などとし、韓国でも美しい桜を鑑賞できるなどと論じた。

 記事は、桜が咲く4月になると多くの中国人が日本の桜を鑑賞するために訪日すると伝え、そのため旅行代金が上昇すると紹介。一方、多くの中国人は「韓国にも桜が美しい景勝地があることを知らない」と伝え、さらに韓国ではちょうど4月に祭りもあり、花見をするのに調度よいと主張、日本でなくとも韓国で桜を鑑賞できると主張した。

 日本の桜と韓国の桜では、どちらが美しいかを議論することは不毛なものだが、少なくとも日本の桜のほうが中国でも広く知られた存在であることは間違いないと言えるだろう。一方、韓国では「桜の起源は日本ではなく、韓国だ」という主張が存在する。

 韓国の済州特別自治区道が発行するハンラ日報は「米国のワシントンに咲く桜は日本から送られたものだが、実は済州島が原産地だ」と主張するなど、2015年に日韓のネット上で大きな論争となったのは記憶に新しい。一方、桜の原産地は一般的にヒマラヤ地域(現・チベット自治区)であると考えられており、中国桜花産業協会の何宗儒会長は「桜の起源は中国にあり、日本で光り輝くことになった。韓国は何もしていない」と指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)