10日、英フィナンシャル・タイムズは、マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画で「入札に向けて中国が一歩先んじた」と伝えた。写真はクアラルンプールの駅。

写真拡大

2016年3月10日、英フィナンシャル・タイムズは、マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画で「入札に向けて中国が一歩先んじた」と伝えた。環球時報(電子版)が報じた。

昨年10月にクアラルンプールで開かれた投資フォーラムで、前田匡史・国際協力銀行代表取締役専務は日本が受注に向けてさらに努力する姿勢を示した。しかし、前田氏の不安は誰が見るにも明らかだった。

ちょうど1カ月前、インドネシアの高速鉄道計画は受注寸前で中国に奪われた。日本は5年をかけて実用化に向けて研究していたが、ぎりぎりになって中国に奪われた。完全に勝ちを確信していた日本政府を震撼させた。

注目すべきは、マレーシアが現在所有する列車の8割は中国製であることだ。15年夏、中国鉄建はマレーシアに9700万ドル(約11億円)を投資し、鉄道用車両製造工場を整備している。マレーシアがこれにより受けた利益は大きいだろう。(翻訳・編集/大宮)