アンバー・アンのフェイスブックページより

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(台北 12日 中央社)タレントのアンバー・アン(安心亜)とケン・リン(林[日韋]恒)は11日、日本の電車内でふざけあっている自身の姿を撮影した動画が、インターネット上で「マナーが悪い」などと批判を浴びているのを受け、マネージャーを通じて謝罪した。台湾の複数メディアが報じた。

問題となったのは広告撮影のために日本を訪れていた2人が同日フェイスブックに投稿した動画。映像には、静まり返った電車の中で、中国大陸の音楽オーディション番組「中国好声音」を真似て、素人の参加者役を演じるアンバーと審査員役のケンが騒ぐ様子が映っている。

動画が投稿されると、「笑える」などの好意的な反応のほかに、「皆迷惑そう」「台湾のイメージを悪くする」「郷に入っては郷に従えという道理が分からないのか」といった批判のコメントが多数寄せられた。動画の再生数はアンバーのものだけでも、12日午後7時現在までに80万回を超えている。

ケンは11日、マネージャーを通じてコメントを発表。動画の撮影は事前に他の乗客の了承を得ており、時間も1分前後だったが、もし迷惑をかけたのであれば謝罪したいとした。

(編集:杉野浩司)