10日、環球時報によると、中国上海市に間もなくオープンする上海ディズニーランドのキャスト募集が今月1日から行われており、応募者が連日、長い列を成している。写真は先日初公開された内部の様子。

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2016年3月10日、環球時報によると、中国上海市に間もなくオープンする上海ディズニーランドのキャスト募集が今月1日から行われており、応募者が連日、長い列を成している。

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時間は午後3時。上海ディズニーリゾートの面接会場から出てきたチェンさんは、「朝10時に来て、今やっと終わりました。どこかでご飯を食べます」と話した。彼女は事前にネット上で面接の申し込みをしていなかった。今回の面接は、直接会場に来ても参加できるようだ。「ネットで申し込んでいなかった人たちは、指定された場所で待っていて、1人の面接官が1次面接を順次行っていく感じです。マシンガンのように質問攻めにされていて、横で聞いていて緊張しました」とチェンさんは語る。

「仕事をしたホテルは星いくつですか?」「英語で流ちょうに会話できますか?」「新年は帰省できないし、祝祭日も休めない。仕事の時間も不規則ですけど大丈夫ですか?」「飲食の仕事に応募しているのに、爪も切って来ないのですか?」などの質問が、応募者に矢継ぎ早に浴びせられた。多くは経験不足や高年齢を指摘され、または指定された仕事が受け入れられずに落とされていった。チェンさんは「私と一緒に入った2人の若い男の子は、見ているだけで無理だと思ったのか、面接も受けずに出ていった」と話す。プレッシャーは相当なもので、面接開始から1分もたたずに不採用を言い渡された人もいたという。

チェンさんは、なんとか最終面接までたどり着いたそうだ。面接に成功する秘けつについて尋ねると、チェンさんは「どの職場で何が求められるかを意識して、自分の経験や特徴に合った職場を選ぶこと」といい、「応募者が少ないところを狙っても駄目。担当者は『狙い目』の仕事はないとくぎを刺していたわ」と話した。

同じく面接に来ていた陶(タオ)さんは、ディズニーランドで仕事をすることにずっと憧れていたという。彼女が応募したのは案内係だが、非常に高い英語レベルが求められることに驚いた。「面接官は私たちに英語で自己紹介や会話をさせたの。初めてきたお客さんに、園内を案内するようにって」。陶さんは、「これほどまでに難度が高いとは思っていなかった」といい、自らアトラクションの案内や来園者の整理の仕事に変更したいと申し出たという。

現在、上海ディズニーランドのキャストはほぼ満員状態だというが、人事担当者は「ウェイティングリスト」を作成して、欠員が出た場合に備えているという。(翻訳・編集/北田)