光浦、森三中、ハリセンボン‥‥女芸人とヤレるかを一方的に議論する男たち
「オトコっていつまでもガキで、スケベで、いやんなっちゃう」とは、どこかで読んだマンガのヒロインの台詞だ。でも、実際にそうなんだから仕方がない。オトコとは、頭のゆるいスケベな女が大好きで、いつまでもガキでいたいものなのだ。

■「この女とヤレるか?」と考えてしまう

ある調査によると、「男は1日13回セックスのことを考えている」そうだ(※OnePoll.com調べ)。それもそのはず、男だけでひまを持て余したときに、ふと出てくる話題と言えば、「この女とヤレるか論」が圧倒的に多い。たとえばこんな具合だ。

A「なあ、光浦とヤレる?」
B「ちょっとキツイかなぁ」
A「バックからならどう? 顔見えないし」
B「バックねぇ それだけならイケッかなぁ」
A「でも俺はお断りだけどね」
B「なんだよー それ」


こんな失礼な会話も、男同士なら心の距離を縮めるのに役立つ。男にとっての「この女とヤレるか論」は、腹の見せあいであり、承認のしあいでもある、崇高なスケベトークなのだ。

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実はA・Bのやり取りは、『インテリやくざ文さん2』(裏モノJAPAN編集部原作、和泉晴紀漫画、鉄人社刊)に登場するワンシーンだ(P154『殺るか否か』より)。この本は、ちまちまと細かいことを気にするインテリやくざの文さんが、世の中の「どうでもいいけど、多くの人が気にしていること」について熟思したり、ときにはクビを突っ込んで事を荒立てたりしていくマンガだ。

■どうせ忘れるのにすごく気にしてしまうこと

気にしても仕方ないし、寝る前には絶対忘れている、それでも気になっちゃう。そんなことって、誰にでもあるはずだ。たとえば、次のようなことを気にする男性諸君は多いのではないだろうか。

・駅のホームでは、なるべく女性の多い列に並びたい。
・電車に女性が乗ってくると、自分の隣に座ってくるか気になってソワソワする。
・デートで焼き鳥屋に行ったら、通ぶって「塩で」と言いたい。
・スイーツ写真をSNSにアップする女って、本当にそれ食いたかったの?
・芸能人が一般人のことを「素人さん」と呼ぶのがムカつく


今上げた5つは、どれも本書に登場するシチュエーション。どうでもいいことなのに、なぜか気になる、腹が立つ、そんな状況に主人公の文さんは痛快に斬り込む。

世の中を穿った目で見て、勝手にイライラしてしまうような人はきっと楽しめるはずだ。

(新刊JP編集部 えいすけ)

(※)Men turn their thoughts to sex 13 times a day!
http://archive.mid-day.com/relationships/2011/sep/190911-men-dream-about-sex-thirteen-times-a-day.htm