10日、韓国の人気バラエティー番組で出演タレントによる宇宙旅行への挑戦が計画されていることについて、韓国メディアが安全性や費用面の懸念を挙げて問題提起したが、韓国のネットユーザーからは猛反論が寄せられている。資料写真。

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2016年3月10日、韓国・マイデイリーは、韓国MBCの人気バラエティー番組「無限挑戦」で、出演タレントによる宇宙旅行への挑戦が計画されていることについて、安全性や費用面の懸念を挙げて問題提起した。

同番組は、出演メンバーらが毎回あらゆる課題にチャレンジする模様を伝えるバラエティーで、特に若い層から大きな人気を得ている。レスリングやカーレース、モーターボートなど、その道のプロではない芸能人らの挑戦に、視聴者は笑い、感動してきた。しかしこのほど計画が持ち上がった「宇宙への挑戦」はこれらと同等には語れないと、記事は指摘する。

まず、挑戦するタレントらの安全を守れるのか。現在想定される宇宙旅行の形式は2種あるが、いずれもまだ商用化に至っていない。自発的に計画に賛同したタレントはおらず、計画は制作陣らによって一方的に発案されたという。また莫大(ばくだい)な費用の問題もある。現状ですら番組中の広告要素の出現頻度について批判が上がっている同番組でこれ以上CM要素が増えれば、視聴者が離れていくことは容易に想像できる。

記事は、それでも宇宙への挑戦の意味をあえて探すなら「最初に宇宙に行ったバラエティー番組として『無限挑戦』が歴史に残る」と言えなくもないとしながらも、上記のような懸念を抱えてまで挑戦すべき目標なのか、と疑問を投げ掛けた。

しかし韓国のネットユーザーの意見は、「ぜひとも挑戦すべき」とするものが大勢のようだ。

「こんな無駄な心配をあげつらうメディアは要らない」
「このプロジェクトは『無限挑戦』にしかできない。こういう斬新な挑戦を称賛するどころか…」
「僕も番組の熱狂的なファンとしてはちょっと心配ではあるけど、信じて応援する!」

「記者さん、人のことを心配してないで自分の将来を心配したら?この記事ですぐ整理解雇されるよ」
「『無限挑戦』が嫌いなら嫌いと言えばいいのに」
「まだ実体がないうちに勝手にストーリーを作り上げて雰囲気を壊すな」

「こういう無謀な挑戦の数々が今の番組を作り上げたんだ」
「数年前、国民の税金で韓国初の宇宙飛行士とやらを輩出したことがあったけど、それよりはるかに有益だと思う」
「お金の問題だって?むしろこれをきっかけに宇宙科学への関心が少しでも高まれば、国としてはプラスだ」(翻訳・編集/吉金)