アウディのSUV「Q7」シリーズにハイパフォーマンスな『S』モデルが登場です。

ドイツにて発表されたニューモデル「SQ7」は、アウディ初・世界初のテクノロジーを盛り込んでいるのがアピールポイント。市販車としては、もっともパワフルな435馬力のディーゼルエンジンを搭載しているのが特徴です。

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総排気量3956ccのV8ディーゼルはシーケンシャル過給のツインターボに加え、世界初の電動式コンプレッサーを備えています。この電動式コンプレッサー(EPC)はインタークーラーとエンジンの間に置かれ、最大70000rpmの高速回転により素早くエンジンに空気を送り込むことが可能。また、排気ポートは各気筒ごとに異なるターボチャージャーにつながるようデザインされ、排気バルブの開閉により2つのターボチャージャーを使い分けるという凝ったシステムです。

バンク角90度のV型エンジンは、バンク内側にターボチャージャーを配するドイツ系メーカーのトレンドとなるレイアウトを採用。さらにアウディのディーゼルエンジンとして初めて吸排気に2つのカムプロフィールを持つアウディバルブリフトシステムが採用されているのもニュース。こうしたテクノロジーにより、最高出力は320kW(435馬力)、最大トルクは900Nmとなり、0-100km/h加速は4.8秒を誇ります。

電動式コンプレッサーだけでなく、分割されたスタビライザーをシチュエーションに応じて締結・切り離す「アクティブロールスタビライゼーション(EWAS)」もメカニズムの特徴ですが、いずれも48Vの電装系を採用しています。48V電源システムのために、ラゲッジ床下に470Whのリチウムイオン電池を搭載。なお、従来同様に12ボルトの鉛バッテリーを搭載しますが、48Vシステムが鉛バッテリーの負荷を低減しているといいます。

欧州での予約は2016年春を予定。ドイツでのメーカー希望小売価格は8万9900ユーロ〜とアナウンスされています。

(山本晋也)

世界初48V電動過給採用のアウディSQ7がまもなくデビュー(http://clicccar.com/2016/03/12/358893/)