11日、韓国で自殺を考える65歳以上の女性が増えている。1人で暮らす貧しい高齢女性の精神の健康に赤信号がともっている。この報道に、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国。

写真拡大

2016年3月11日、韓国・ニューシスによると、韓国で自殺を考える65歳以上の女性が増えている。1人で暮らす貧しい高齢女性の精神の健康に赤信号がともっている。

韓国疾病管理本部のパク・ヒョンヨン心血管・希少疾患課長が同日発表した資料によると、2007〜2009年に自殺を考えた65歳以上の韓国人女性の割合は38.4%で、2001年(30.7%)や2005年(34.9%)に比べ上昇した。同期間の別の年齢層より圧倒的に高く、20〜44歳の16.5%と比べると、2倍以上の差が出る。このような結果について、パク氏は「韓国の高齢者の中には1人暮らしの女性が多く、貧困に加え健康などの理由で活動性が低下し、憂鬱感に悩んでいることと関連がある」と分析した。

韓国人女性の健康寿命は72.05歳で、期待寿命は83.66歳。11.61年間も病気に苦しんだ後に亡くなっている。また、アリアンツグループが2014年の高齢女性の貧困リスクを調査した結果、韓国の高齢女性の相対貧困率は47.2%で、経済協力開発機構(OECD)30カ国のうち最も高かった。

貧しく不健康な高齢女性の社会的活動性が活発であるはずかない。65歳以上の韓国人女性の活動制限率は46.9%で、45〜64歳(19%)の2倍以上高い。それゆえ、憂鬱感を抱く人の割合も高い。韓国の高齢女性のうつ症状経験率は、2001年は24.5%、2005年は27%、2007〜2009年は28%と少しずつ増加している。

これについて、専門家は「女性の健康政策の戦略的な基本方向は保健医療サービスへのアプローチや医学的な領域も扱っているが、社会政策としての性格を十分に反映できなければならない」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「絶対にうそ。全国にある敬老堂(市域の集会所)に行ってみろ。おばあさんたちが楽しそうに過ごしている」

「韓国人女性のエネルギッシュさは世界1位だと思うけど…」

「朴大統領を選んだ自分らを責めてほしい」

「韓国の親は子供のためにすべてを捧げる。大学の学費を出し、車やマンションも買ってあげるから老後の資金がない。さらに孫の世話で体を壊す。それなのに子供からは『お金持ちの家に生まれたら苦労しなかった』などと小言を聞かされる。死にたいと考えるのも納得だ」

「韓国人は大げさだからね。嫌なことがあるとすぐ『死にたい』と言うのが習慣になっている」

「高齢者だけじゃない。若者もつらくていっぱいいっぱいの生活を送っている」(翻訳・編集/堂本)