11日、末期がんに侵された米国人のドリアン・マレー君(8)の「天国に行く前に中国で有名になりたい」との願いをかなえようと、中国のネットユーザーらが万里の長城などで撮影した写真を続々とオンライン投稿したというニュースが今年初めに話題になった。

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2016年3月11日、末期がんに侵された米国人のドリアン・マレー君(8)の「天国に行く前に中国で有名になりたい」との願いをかなえようと、中国のネットユーザーらが万里の長城などで撮影した写真を続々とオンライン投稿したというニュースが今年初めに話題になった。そして今月8日、ドリアン君はこの世を去った。

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ドリアン君の家族の友人・キャスリン・トーマスさんは、フェイスブックで、「ドリアン君は、彼を愛する人に囲まれ、無事に天国へ行った。母親と父親が彼を抱いている」と書き込んだ。

今年初め、ドリアン君が父親に「中国で有名になりたい」との願いを伝えると、数えきれない中国のネットユーザーが応援の写真をオンライン投稿し、ドリアン君の願いをかなえた。

4年前、ドリアン君は小児がんの一種、横紋筋肉腫と診断され、がんが脳と脊髄にも転移していることが判明し、両親が治療の中止を決断した。

米ロードアイランドに住むドリアン君は、父親に「天国に行く前に中国で有名になりたい。あそこには有名な橋があるから」と話した。有名な橋とは「万里の長城」のことのようだ。

ドリアン君の家族がフェイスブックに、「息子の願いを誰かにかなえてもらいたい」と書き込んだところ、中国のネット上でこのエピソードが一気に拡散された。

そして、多くのネットユーザーが万里の長城に行って写真を撮影し、ドリアン君一家のハッシュタグ「♯D−Strong」をつけて投稿。その他の場所のネットユーザーも応援コメントを寄せた。ドリアン君の家族はネット上で、「中国のネットユーザーの応援には本当に驚いている」と感謝を述べている。

ドリアン君は結局、がんという病魔には勝てなかったものの、中国のネットユーザーの熱意と愛が彼の最後の願いをかなえた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)