慶応大・落語研究会  台湾で海外初披露  お年寄りニッコリ

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(台北 11日 中央社)慶応義塾大学落語研究会のメンバー4人が11日、日本語による高齢者活動センター、玉蘭荘(台北市)を訪れ、「親の顔」や「まんじゅうこわい」などの落語を披露し、集まったお年寄りらを喜ばせた。

台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)や台湾文化センターなどの協力を受け実現。4年生の村上佳央さんによると、50年以上の歴史がある同研究会でも海外で落語を披露するのは初めてだという。

会場に集まった約30人の中には、身を乗り出すようにして熱心に聞く人の姿も。以前にも落語を聞いたことがあると話す女性は「若いのにとってもよかった」と笑った。

「(人の心が)温かいなと感じた」と話す村上さん。「いっしょに笑うということは、違う文化でも一瞬で(現地の人と)仲良くなれる気がする」とも。2年生の6代目桂馬網さんは、また台湾で落語を披露したいかとの質問に「来ます」と力強く答えた。

同研究会は先月6日に台湾南部で起きた地震を受け、同27日の卒業公演で募金活動を実施。今月1日に台南市政府へ届けている。

(齊藤啓介)