11日、羊城晩報によると、広東省の広東科技学院で卒業証書をめぐる信じ難い事件が発生した。資料写真。

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2016年3月11日、羊城晩報によると、広東省の広東科技学院で卒業証書をめぐる信じ難い事件が発生した。

中国の大学には「専科」と「本科」があり、専科は短期大学に相当する学歴となる。学士の学位も授与されないため、専科で学び終えた後に試験を受けて本科に入る人もいる。

2012年に同学院の専科を卒業した曾さんは、2年後に本科に入る試験を受けるために卒業証書を提出したが、そこで証書が偽造であることが発覚した。曾さんは同じ境遇の人たちと共に学校に問い合わせたが、大学側は「卒業を待たずに“自動的に退学”しているので、学校側は卒業証書を授与していません」との回答。学費が支払われておらず、退学になったというのだ。

彼女たちは同学院に在学中、2年目以降の学費をすべてクラスの主任である安(アン)教授に渡していた。しかし、その学費は大学には渡っておらず、卒業証書も偽造されたものだったのだ。問題発覚後、安教授は学生らに「きちんと手続きをする」と約束したが、修正された曾さんの記録は、2015年9月からまったく別の大学に入学していることになっており、同学院は2009年3月に入学した後、同年9月に退学した、とされていた。

曾さんらの訴えに同学院も調査を開始。被害にあった元学生らは、警察に被害届を提出している。(翻訳・編集/北田)