9日、オーストラリアの動物学者はこのほど、醜い動物ほど絶滅しやすいとの見解を示した。写真はコウモリ。

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2016年3月9日、オーストラリアの動物学者はこのほど、醜い動物ほど絶滅しやすいとの見解を示した。中国・参考消息網が伝えた。

台湾・ETtodayによると、豪マードック大学の野生動物専門家、トリッシュ・フレミング氏は、今週出版される「Mammal Review」で、哺乳類はこれまで、カンガルーやコアラなどの「good(良い)」、ネコやウサギなどの「bad(悪い)」、コウモリやネズミなどの齧歯(げつし)動物に代表される「ugly(醜い)」の3つに分類されてきたとし、「醜い動物が研究者の強烈な精査の対象となることはほとんどなかった」と指摘した。

フレミング氏によると、こうしたバイアスは種の保全に潜在的な影響を与えているという。なぜなら、研究者は偏狭な関心であることを恐れてそうした種を研究したがらないからだ。

共著者の豪カーティン大学のビル・ベイトマン氏は「オーストラリアへのヨーロッパ人の入植以来、哺乳動物の約20種が失われ、他の20種が絶滅の危機に瀕している」とした上で、「われわれがそれについて何も知らず、より多くの絶滅を引き起こしているとしたら、それは悲劇的なことだ」と指摘している。(翻訳・編集/柳川)