10日、台湾出身の男性歌手ホアン・アンが、病院で治療を受けるため北京から戻ってきたことで、一般の人々の間から非難の声が噴出している。

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2016年3月10日、台湾出身の男性歌手ホアン・アン(黄安)が、病院で治療を受けるため北京から戻ってきたことで、一般の人々の間から非難の声が噴出している。聯合報が伝えた。

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「国民の敵」「台独(台湾独立派)ハンター」と呼ばれるホアン・アンは、台湾独立派と思われるタレントを見つけては、自身の中国版ツイッターでさらす行為が大きな話題に。台湾出身だが、長年北京で暮らし、中国に愛国心を捧げていることでも知られる。

そのホアン・アンが6日、急性心筋梗塞で倒れ、10日未明には医療専用機で台湾に到着した。そのまま台北市内の病院に運ばれ、同日午後に8時間に及ぶ手術を受けている。

突然台湾へ戻ってきたホアン・アンに対し、一般の人々からは怒りの声が噴出している。その理由は、大好きな中国で入院せず、嫌っているはずの「中華民国」の健康保険で治療することや、多くの病人が待機している人気の病院にすんなり入れたことに疑問を抱くものなど。台湾到着時、担架に乗せられながらもそれほどやつれた様子はなく、中国版ツイッターを更新する余裕さえ見せたことも、人々の不快感をあおっている。

ネット上では、以下のような怒りの声が見られる。

「都合のいい時だけ台湾人になるな」
「人民元を稼いでいるなら中国で手術しろ」
「金もうけのときは『中国人』を名乗り、保険を使いたいときは『台湾人』と言う」
「民主主義に感謝しろ。どこかの国と違い、お前の人権は否定されない」
「病気になっても誰にも心配されず、『早く死ね』と言われる。その惨めさをよくかみしめればいい」
「中華民国の旗で同胞を迫害し、中華民国の健康保険で自分の体を守る男。それがホアン・アンだ」(翻訳・編集/Mathilda)