11日、参考消息網によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日、「イ・セドル九段は人類を代表して人工知能と戦うのにふさわしい人物か」と題する記事を掲載した。写真は囲碁。

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2016年3月11日、参考消息網によると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日、「イ・セドル九段は人類を代表して人工知能と戦うのにふさわしい人物か」と題する記事を掲載した。

「天才棋士」と呼ばれる韓国のイ・セドル九段(33)は、10日に行われたグーグルの完全子会社である英国のディープマインド社が開発した人工知能(AI)コンピューターソフト「アルファ碁」との第2局に敗れて2連敗となった。対局は5局行われるが、イ九段が勝利するには残り3局すべてに勝利しなければならなくなった。

記事は、イ九段について「最も成功したプロ棋士」としながらも、「近年、彼の勝利はどんどん少なくなっており、昨年は世界選手権に一度優勝しただけだ」と指摘。一方で、中国の新星、18歳の柯潔(カー・ジエ)九段については「テニスで例えるならノバク・ジョコビッチ。彼はすでに2度もイ・セドルを破っており、イ・セドル以来、初めて1年間に2つの世界タイトルを獲得した」と今勢いに乗っている棋士だとしている。

囲碁専門家は、「一般的に棋士のピークは20代だと言われる」と指摘しており、中国では「グーグルはイ・セドルがピークを過ぎていることを知っているはず。なぜ対戦相手に柯潔を選ばなかったのか」と疑問の声も上がっているという。(翻訳・編集/北田)