「ムードフード」って知っていますか? ストレスを和らげるハーブや食べものの成分のことです。どんなものがあるのかを知って、仕事などで忙しい時期には意識して摂るとよいですね!

ムードフードとは?

ムードフードは英語で「mood food」。不安や緊張があるときに気持ちを和らげてリラックスさせたり、安眠効果をもたらしたりする食品成分やハーブをさします。性格的にキレやすい人、怒りを抑えられないタイプの人はムードフードで気持ちをコントロールしてみては? 仕事で緊張状態が続くときや、子育て中などストレスがたまりやすい時期には、ぜひ摂ってみてください。

ハーブだったらどんなものがあるの?

一番身近なムードフードはジャパニーズハーブの緑茶です。カテキンやカフェインなどにより、精神疲労が緩和されて脳の働きが活発になります。レモンバーム(別名メリッサ)は鎮静ハーブの代表格、カモミールにもリラックス・安眠効果があります。パッションフラワーはビテキシン、アビゲニンなどの成分がはたらき、摂るとよく眠れるようになります。睡眠改善といえば、バレラノン、イソ吉草酸が含まれるバレリアンも有効です。エゾウコギは、β-エンドルフィンの分泌を促してストレスを緩和してくれるので、サプリから摂るとよいでしょう。

食品成分だったらどんなものがあるの?

テアニン、ギャバ、グリシンなどはムードフードとしての効能が知られる成分ですね。テアニンはお茶に含まれる渋味成分でカテキンに変化して、気持ちも体もリラックスさせる効能があります。睡眠前に摂るとよく眠れるのでぜひ試してみてください。カカオに含まれるギャバ、ゼラチンに含まれるグリシンはアミノ酸の一種で、テアニンと同じような効果があります。最近注目されているのは、ミルクペプチドや発酵オタネニンジン。ミルクペプチドは、乳たんぱく質のカゼインを分解したもので、ギャバのはたらきを活性化します。発酵オタネニンジンは、ニンジンサポニンを乳酸菌で発酵させたもの。強いストレスにも効能があるといわれます。

ハーブティやサプリメントとしてムードフードは簡単に取り入れられます。うまく活用してストレスをためないヘルシーな生活を心がけたいですね。


writer:松尾真佐代