日本を訪れた多くの中国人旅行客が日本と中国の違いについて驚くというが、日中の違いを実感しているのは日本で学ぶ留学生も同様だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れた多くの中国人旅行客が日本と中国の違いについて驚くというが、日中の違いを実感しているのは日本で学ぶ留学生も同様だ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本で学ぶ留学生の手記を掲載し、「中国では頻繁に目にするものでも、日本ではほとんど見られないものがある」と伝え、留学生の立場から見た日中の違いを紹介する記事を掲載した。

 記事は、「中国では頻繁に目にするものでも、日本ではほとんど見られないもの」は、いずれも「ごく些細なこと」であるとしながらも、その些細な点に日本人と中国人の生活習慣の違いが現れていると指摘。こうした生活習慣の違いとして、まず「ゴミ箱」の存在を挙げた。

 中国では街中のいたる場所にゴミ箱が設置されているほか、居住区では建物の入り口に大きなゴミ箱が設置されていることが一般的だ。こうしたゴミ箱は日本同様に、生ごみや可燃ごみ、リサイクル可能なゴミなどを分類できるよう区別されているが、記事は「中国人の多くは分別もせずにゴミを捨てている」と紹介。一部ではゴミ袋の口を閉じずに捨てる人もいるため、ゴミが散乱して非常に汚いと論じた。

 一方、日本ではカラスなどの動物がゴミを散乱させるようなことがあっても、生活ゴミを散乱させるような人は少ないだろう。こうしたルールを守るかどうかという点にも、日本人と中国人の考え方の違いが現れていると言える。

 また記事は、日本では紙幣識別機を目にする機会がないと紹介。中国は日本では到底考えられないほど偽札が流通しているため、現金を扱う機会の多い店などでは必ず紙幣識別機が設置してある。中国の紙幣でもっとも桁が大きいのは100元紙幣だが、中国で支払いの際に100元紙幣を使おうとすると、識別器を使って真贋を確認するというケースは今なお見られる事例だ。逆に日本で1万円札で支払う際に真贋を確認されたという人は皆無ではないだろうか。

 日本と中国の違いは当然、ほかにも数多く存在するが、留学生の立場で日本で生活してみると、日本は中国よりも「信頼ある社会」であり、個人がそれぞれルールを守って生活していることが分かったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)