10日、韓国メディアによると、14年4月、韓国の旅客船セウォル号の惨事で当時高校生だった娘を失った父親キム・ヨンオさんが、ラジオのパーソナリティーを務めることが分かった。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年3月10日、韓国日報によると、14年4月、韓国の旅客船セウォル号の惨事で当時高校生だった娘を失った父親キム・ヨンオさんが、ラジオのパーソナリティーを務めることが分かった。

韓国のtbs交通放送は9日、「キムさんが18日から、毎週金曜日に放送されるtbsFMラジオ『胸に秘めた小さな声』のパーソナリティー兼現場リボーターを務める。韓国社会から疎外された人々の元を訪れ、彼らの声を伝える予定だ」と明らかにした。キムさんは「話を聞いてあげるだけでも苦しんでいる人々の助けになれると信じて頑張りたい」と意気込みを語った。

これについて、韓国のネットユーザーの意見は冷ややかなものが多く、「デモを行い、大統領に暴言を吐く人がラジオのパーソナリティー?」「他の遺族らはまだ食事ものどを通らない状態だというのに…」「娘を利用して出世したように見える。セウォル号惨事で有名になった人だから」「韓国社会はどこに向かっている?セウォル号遺族をパーソナリティーにした理由がさっぱり分からない」などのコメントが寄せられた。

一方、「さまざまな人の話を聞きながら、セウォル号惨事の真実が明らかになる日に向かって頑張ってほしい」「お父さんは成功したよ!と娘に伝えてあげたい」など、セウォル号遺族の活躍を応援するコメントも見られた。(翻訳・編集/堂本)