10日、世界経済が復興への力不足に陥り、中国経済は下ぶれ圧力が持続的に拡大するという複雑な局面にあって、中国の経済社会は安定的に発展し、国際的影響力が著しく強まっている。写真は人民元。

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2016年3月10日、世界経済が復興への力不足に陥り、中国経済は下ぶれ圧力が持続的に拡大するという複雑な局面にあって、中国の経済社会は安定的に発展し、国際的影響力が著しく強まっている。中国国家統計局が今月9日に発表したデータによると、中国は2009年に日本を抜いて世界2位のエコノミーになると、その後は国内総生産(GDP)が世界2位の座に落ち着き、世界経済全体に占める割合が年々上昇してきた。国際通貨基金(IMF)の予測では、15年の中国GDPが世界全体に占める割合は15.5%で、12年比4ポイント上昇した。また米国との差が大幅に縮まり、15年のGDPは米国の63.4%になったという。中国は引き続き世界経済の成長を安定させるエネルギー源だ。北京日報が伝えた。

12年以降、外需は不振で、大口商品の価格は世界的に大幅に低下したが、中国の貨物輸出入額が世界貿易に占めるシェアは拡大を続け、13年には初めて米国を抜いて世界一になった。これと同時に、対外サービス貿易の総額も14年にドイツを抜いて世界2位になり、世界全体に占める割合は6.2%になった。注目すべきは、対外開放戦略の持続的改善にともない、中国の対外貿易構造が最適化と高度化を続け、「大進大出」(大規模輸入、大規模輸出)から「優進優出」(輸入では中国に不足する先端技術、重要設備、重要部品を優先し、輸出では高級製品、高付加価値製品の輸出にとどまらず、製品と技術とサービスを包括する『全産業チェーン型輸出』を推進する)へと方向を転換させつつあることだ。「引進来」(導入)する外資が持続的に増え、「走出去」(海外進出)の歩みが目立って加速し、開放型経済の水準が一段と向上した。統計によると、15年の中国への外資系企業による直接投資は1263億ドル(約14兆3000億円)に上り、米国と香港に続く世界3位だった。対外直接投資は3年連続世界3位で、世界全体に占める割合が年々上昇している。

経済が中くらいの高度成長ペースを維持すると同時に、一人あたり国民総所得(GNI)も大幅に増加し、中の上の所得国の水準に近づいた。同局関連部門の責任者は、「世界銀行がアトラスメソッドの手法でまとめた統計によると、12年の中国の平均GNIは5870ドルで、14年は6710ドル、14年は7400ドルに達し、15年は約7880ドルに増えた。10年に中国は中の下の所得国の水準から中の中の所得国の水準へと大きな飛躍を遂げ、平均GNIと世界平均との差が大幅に縮まった」と話す。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)