街全体がムーディーな雰囲気で、数多くのオシャレストランが立ち並ぶ大人のデートスポット・恵比寿。小娘や小僧に溢れた街と違い、落ち着いたデートが楽しめることだろう。

だが、それで解散ではもったいない。なんといってもこの街には、女性好みの甘くて飲みやすくてグイグイ行けちゃうずるいカクテルを提供するバーがあるのだから。さぁ男なら口説きバーで勝負に出よう!



“食後の紅茶で酔っちゃいそう”
バーにコーヒー飲み行かない?
『Bar 風木』

恵比寿


レストランでディナーを終え、そのままそこでコーヒータイム、そして解散!となる前に、先手をうって「バーにコーヒー飲み行かない?」との提案を。ここ『バー 風木』でいただけるのは、温かなコーヒーと紅茶のカクテル。

例えばアップルと紅茶のリキュールに、生姜をつけたウォッカを入れたアップルティーは、夜更けにぴったりな攻めの一杯。りんごの風味のおかげでくいっと飲みやすく、生姜の作用で身体はポカポカに。

もともとこのカクテルは、寒い冬の日に女性客のリクエストに応えて出したものだとか。本来はシガーのために造られた、他の客の視界から外れた半個室もあるので、そちらに入れば、ふたりでさらに温かくなるかもしれない!?



(左)ホットコーヒー。コーヒーのカクテルにはラムや黒糖が使用されている/(右)ホットアップルティー。メニューは一例



カウンターの杉の一枚板に、目を奪われる。




“甘くて強い、ずるい味”
コンペで優勝したカクテル飲み行かない?
『BAR 漆』

恵比寿


恵比寿の老舗の主人たちが、“彼はチャンピオンになるよ”と見守るのが、『バー 漆』の郄橋隆弘さん。茅ヶ崎から、まったくの見知らぬ地であった恵比寿に店を開いてもうすぐ6年。研究熱心さや持ち前の明るさがかわれ、いまでは地元の人たちが仕事帰りに立ち寄るバーとなった。

そんな郄橋さんは、2014年に開催されたヨコハマカクテルコンペティションで、見事グランプリを獲得した。その際に賞をとったのが、この“ハマ ロマンス”というカクテルで、これは横浜の街での恋愛をイメージしてつくられたもの。

巨峰とヨーグルトのリキュールが混じり合ったなめらかな喉ごしで、幅広い層の女性にウケそうな洗練された味わい。それでいて、アルコール度数は20度と案外高い。また、極めて細いステムのグラスに入れられているので、女性のちょっとした所作も艶かしく見えるはず。

そしてもうひとつのデートカクテルは瑯とシャンパン瓠これは王道だけれど、王道こそ手堅い。コンサバに攻めるなら、この絶対の組み合わせが安心だろう。



(左)苺とシャンパン。そのときどきの苺に応じてシュガーの量を調節/(右)ハマ ロマンス。パイナップルジュースやアマレットも入れられている。メニューは一例



バーテンダーの郄橋隆弘氏。高い年齢層の男性客に好かれるキャラクター



牋魔のお酒瓩能性はイチコロ!?



日中はコーヒーショップとしても営業
牋魔のお酒瓩辰撞い砲覆蕕覆ぁ
『BAR TRAM』

恵比寿


薬草系リキュール、アブサンの専門店である『バー トラム』は、アブサンを使用したカクテルを約10種提供。

そもそもアブサンとは、ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなど複数のハーブを配合したもの。魅惑的な味わいは牋魔のお酒瓩箸盡討个譟20世紀初頭にはフランスで製造禁止にもなったほどだ。

そんなアブサンの熱烈なファンのひとりであった画家ゴッホをイメージしてつくられたのが、この“ヴァン・ゴッホの破滅”。アーモンドとシナモンが香り、上部の泡立てられた卵白に唇をつければ、そのソフトな口あたりとまろやかさに、杯が進む。

アブサンは万能薬であり、飲むほどについリラックスしてしまう傾向もあるのだとか。



(左)ヴァン・ゴッホの破滅(右)モンキーグランド。オレンジ味で飲みやすい。メニューは一例