9日、韓国統一部が北朝鮮による大量破壊兵器開発を防ぐための「特別監視対象品目リスト」をまとめる方針を明らかにしたが、このリストに、洗濯機など兵器とは一見無関係とみえる物が多数含まれることが分かった。写真は洗濯機。

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2016年3月9日、韓国政府が前日発表した北朝鮮に対する独自制裁案に続き、韓国統一部が北朝鮮による大量破壊兵器(WMD)開発を防ぐための「特別監視対象品目リスト」をまとめる方針を明らかにしたが、このリストに、兵器とは一見無関係とみえる物が多数含まれることが分かった。韓国・中央日報が10日付で報じた。

このリスト作成は、国際社会が定めた北朝鮮への輸出統制品目に含まれていないものの、北朝鮮が核・ミサイルなどのWMD開発に活用し得る「要注意品目」をまとめる狙いがある。統一部当局者の話では「本来の用途とはまったく違う使い方でWMD開発に使われやすい物」も多い。その代表例が洗濯機の回転モーターだ。同部によれば、過去、北朝鮮が核開発の過程で回転モーターを遠心分離機の代用として使用していたとの報告がある。遠心分離機は非常に高価な上、北朝鮮への搬入が困難な戦略関連物資であるため、動きの原理が似ている洗濯機が用いられたとみられている。

韓国政府はリストを完成後、国連安保理の北朝鮮制裁決議案に加わった国々と共有し、北朝鮮船舶の貨物調査などに活用する計画だ。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「外交も幼稚園レベル、政府も幼稚園レベル…もうなんも言えない」
「笑い過ぎて倒れる直前です」
「これほどの平和主義はないね」
「ふざけてるのかな?幼稚と言うより、政府が気の毒に思えてきた」

「なじみの洗濯機がテロ支援物資だなんて!」
「科学の常識では考えられない部品で衛星を造る国だからね。創造的ではある」
「北朝鮮はすごい。並外れた頭を持っている」
「はっきり言って、こういう点は北朝鮮から学ぶべきなんじゃないか?」

「人工衛星まで飛ばす国が、回転モーター一つ造れないわけがないじゃないか。ちょっとは考えてくれ」
「冷蔵庫のコンプレッサーとか、圧力鍋も使われると思うよ」
「いざとなれば箸やスプーンだって武器になる。手持ちの荷物検査もしないとね…」(翻訳・編集/吉金)