9日、韓国囲碁界の天才棋士・李世ドル九段と人工知能コンピューターソフト「アルファ碁」との勝負がソウル市内で行われ、第1局はアルファ碁が勝利、囲碁界や囲碁ファンの間に衝撃が走った。資料写真。

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2016年3月9日、世界最強と言われる韓国囲碁界の天才棋士・李世ドル(イ・セドル)九段と人工知能(AI)コンピューターソフト「アルファ碁」との勝負がソウル市内のホテルで行われ、第1局はアルファ碁が勝利した。韓国ではこの対局が「世紀の対決」として大々的に報じられ、「人間が作った人工知能が人間に勝利した」と各メディアが驚きを持って結果を伝えている。

5番勝負の第1局はこの日午後1時に始まり、黒番の李九段が開始から3時間30分で投了、アルファ碁が186手で勝利を収めた。当初、囲碁界は李九段が圧倒的優勢とみていたほか、李九段自身も「(5戦のうち)1敗するかしないかくらいになるだろう」と自信を示していた。それだけに、李九段が持ち時間を32分も残してAIに降参した結果に、囲碁界や囲碁ファンの間には衝撃が走っている。

李九段は対局後、「序盤の失敗が最後まで響いた。(アルファ碁が)こんなふうに碁を打つとは思わなかった」と驚きを語ったものの、「今後、勝つ確率は半々くらいと思う」と自信をみせた。

この報道について、韓国のネットユーザーからは李九段を応援する声が多数寄せられている。

「李世ドル、ファイト」
「もう李世ドルさんもアルファ碁の傾向を把握したはず。怪物相手に1人で対決しているだけでも立派だよ」
「アルファ碁についての事前情報がなかったから戸惑ったんだろう。1戦して癖も分かっただろうから、3対2くらいで世ドルが勝つと思う」

「この対決は人間が勝ったらすごいことであって、負けたからって別におかしなことじゃない。これで騒ぐのはオーバーだよ」
「韓国の裁判官も国会議員もみんなアルファ碁に取り換えよう」
「AIが人類に絶対に勝てない理由、電源を切れば終了」

「5戦のうち1戦だけ見てこんなニュースが出るのは間違っている。これだから韓国メディアはごみだと言われるんだ」
「そんなことはないだろうけど、5戦全部負けても大丈夫だよ!李世ドルさんはもう伝説的な棋士なんだから」
「そのうち人間が作った超精密ロボットに人間が占領されるのかな…」(翻訳・編集/吉金)