台湾「金城武の木」、観光名所化でマイカー増  地元農家らが県議会に陳情

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(台東 10日 中央社)2013年に航空会社のコマーシャルロケ地となり、「金城武の木」として一躍観光名所化した台東県池上郷のアカギの木をめぐり、地元農家らが急増した自動車に頭を悩ませている。9日には住民ら約30人が県議会に対して陳情を行い、問題解決を訴えた。

週末になるたび、のどかな田園風景に押し寄せる大勢の行楽客。県や役場は周辺地域の景観を守るために自動車の進入を禁止にしたが、それによって増加したのが迷惑駐車だ。地元住民は農地を駐車場に転用したところ、今度は県観光旅遊処から農地を違法に別用途で使用したとして8〜10万台湾元(約27万7000円〜34万6000円)の罰金が科せられた。

「理不尽だ」。陳情の農民らは声を上げる。応対した陳宏宗副議長は、業者や行楽客、県、地元がともに利益を享受できる方法を探りたいと約束。県の江清華地政処長は、付近にある文化施設の活用や郷による合法的な駐車場建設を提案している。

(盧太城/編集:齊藤啓介)