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ワイズおよびNPO法人脳梗塞リハビリ研究会はこのほど、「退院後の悩み」についての調査結果を発表した。同調査は1月22日〜28日、20〜69歳の脳卒中経験者310名とその家族310名を対象にインターネット上で実施した。

脳卒中は、脳の血管がつまったり破れたりすることで起きる病気で、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血に分類できる。

まず、脳卒中経験後の社会復帰について尋ねたところ、「部署や職種の変更」「転職」「離職し求職したが見つからず」「離職」が約半数だった。後遺症を抱えた人に絞ると64.4%となり、就労継続の難しさがうかがえる。

「仕事を変えた・やめた」人に今後の意向を聞くと、再就労を希望する人は半数を超える一方、諦めているとの回答も2割近くだった。社会復帰をしたいが難しい状況であることがわかる。仕事を変えた・やめた理由の5割が「後遺症により困難」だった。

退院時後遺症があると回答した人を対象に、退院後のリハビリ環境が十分でないと感じるか尋ねたところ、「リハビリ環境が不十分」と考える人が54.0%だった。

具体的な希望を聞くと、「維持でなく改善したい」(73.4%)が最も多く、「回数や時間の制限なくリハビリしたい」(65.6%)、「専門家のリハビリ継続」(61.3%)、「社会復帰のためのリハビリ」(54.8%)が続いた。

脳卒中経験者の家族に、介護をする中で必要と感じることについて尋ねると、「有効なリハビリ方法・自宅リハビリメニュー」についての希望は7割を超えた。

(フォルサ)