台北市立動物園提供

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(台北 10日 中央社)台北市立動物園は2月下旬から今月初旬にかけて、飼育動物に対して水泳教室を行った。昨年11月に生まれたコツメカワウソの5つ子が母親とともに熱心にレッスンに取り組む一方で、エンペラーペンギンたちは水中に飛び込もうとせず、サボり気味。対照的な姿を見せた。

コツメカワウソの子供たちは、生後7〜9週から泳ぐ練習を開始。水桶から徐々に水深を深くしていき、先日、ついに大人用プールに挑戦した。母親の後に続いて水の中に飛び込もうと試みるも、慣れない環境への恐れからか、5匹とも一歩がなかなか踏み出せず。

1匹のカワウソは焦った様子で頭を水に突っ込んだものの、足は陸地につけたまま。別のカワウソは勇敢に一歩を踏み出したが、陸地をつかめなくなると、慌てふためく様子を見せた。予期せず水に落ちてしまい、鳴き声で母親に助けを求めるカワウソも。母親は子供からのSOSにすぐさま反応。ただちに駆け寄り、口を使って子供を陸に戻していた。

一方、泳ごうとしないエンペラーペンギンに対しては、スパルタ訓練を実施。陸地を無くし、強制的に水の中に入れるようにした。今年初めて水に入った子供のペンギンは潜在能力を発揮しスイスイと泳いだが、一部のペンギンは薄暗いトンネルに不安そうな様子を見せていた。動物園は、時間とともに慣れていけば、どの個体も水泳が好きになるだろうと期待している。

(顧セン/編集:名切千絵)